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【巨人】石川、意地の完封阻止弾「あきらめる野球は教わっていない」

スポーツ報知 5/8(月) 6:05配信

◆中日8―1巨人(7日・ナゴヤドーム)

 意地の一発だった。石川は、中日・田島が投じた外寄りの直球をフルスイング。0―8の9回2死、逆方向の右翼スタンドギリギリに飛び込む2号ソロを放った。「良い当たりでした。でも、ナゴヤDは広いので、フェンス直撃かと思った」。プロ通算5本目で初めて右投手から放ったアーチを淡々と振り返った。

 2安打それぞれを1球で仕留めた。石川が「2回しか振っていない」と話すように、5回無死の中前打も、9回2死のアーチも捉えたのはファーストストライク。打席では「良い割り切りができている」と狙い球にのみ集中している。由伸監督も「出たり出なかったりする中でも、何とか結果を残そうという姿勢が見える」と積極姿勢を評価した。

 ここまで、対右投手の打率2割5分6厘に対し、対左は3割9分1厘。バルデス、大野、ジョーダンと先発全てが左腕だった中日3連戦では9打数5安打2打点、打率5割5分6厘と結果を残した。そしてこの日は、右腕・田島から一発。苦手をなくし、着実にレギュラー取りへ突き進む。

 先輩の後押しが新天地で持ち前の思い切りの良さを支える。石川が慕うのは10歳上の亀井。今年1月、日本ハム・西川と一緒に宮崎で合同自主トレを行い、大先輩の勝負強さを盗もうと懸命に見て学んだ。現在では遠征先で食事をともにする間柄。日頃から「先輩や周りのことは気にせず、若いんだから思いっきりやれ」とエールを送られる。「本当にありがたいです。そういう言葉をかけてもらって、思い切らないわけにいかない」と力になっている。

 常にあきらめない。9回の打席では「ここから点を取る気持ちでした。きのうの阪神の試合は9点差を返しましたし、ゲームセットになるまで分からない。あきらめる野球は教わっていない」と背番号49。日々、強い気持ちで貪欲に勝利を求めている。(原島 海)

最終更新:5/8(月) 15:47

スポーツ報知

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