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もしかして五月病? 精神保健福祉士が脱出テクを伝授

All About 5/7(日) 21:45配信

◆新大学生、新社会人の最初の関門・「五月病」

春に入学、入社した新人さんにとって、新生活最初の関門ともいうべき不調が「五月病」。五月病は、5月のゴールデンウィーク明けごろから増える心身の不調ですが、特に春から新生活をスタートさせた人は陥りやすいようです。

新しい学校や会社に入ったばかりの4月は、新生活への期待や気負いからくる興奮が続き、毎日たくさんの刺激を受けることで活発に過ごすことができたかもしれません。しかし、5月に入り、ゴールデンウィークが明ける頃になると、体のだるさや重さを感じたり、睡眠をとっても疲労感が抜けなかったり、意欲の低下を感じたりする人が増えてきます。

こうした不調に加え、新生活の興奮が一段落すると、「期待していたけれどこんなものだったのか」「次は何に頑張ればいいのか分からない」という思いから目標を見失い、無気力、無感動に陥って心身の不調がさらに重くなってしまうこともあります。もしも五月病になってしまった場合、効果的な克服方法はあるのでしょうか? 五月病克服のポイントを産業カウンセラーが詳しく説明します。

◆連休明けは誰でも疲れやすい時期…気をつけたい症状とは?

一般の人でも、ゴールデンウィーク明けには疲れが出やすいもの。まして、春から新生活を始めた人ならなおさらです。したがって、五月病を感じたとしても、深刻に考えすぎずに「この時期にはポピュラーな不調」なのだと捉えましょう。

そして、飲み会、夜更かし、習い事などで疲れすぎないように気をつけ、休日も時間のリズムを崩さないようにして、心身の疲れを回復させることです。あせらずに少しずつ日々のペースをつかんでいけば、体の調子も回復してくるでしょう。

ただし、五月病が6月、7月まで続くような場合には、警戒してください。目的を見失った無気力、無感動が強くなる「アパシー」の状態が長引いている可能性があります。この状態を自覚した場合、そのモヤモヤした思いを誰かにとことん打ち明けてみるといいでしょう。

無気力、無感動が強くなっているのは、新生活への違和感や「やりたいこと」とのずれが生じ、「現実」と「理想」にどう折り合いを付けるかが分からなくなっているからかもしれません。しかし、見方を変えれば、今こそその課題をじっくり考えるチャンスなのです。やる気が湧かない理由を理解して次の目標が見えてくれば、無気力、無感動からも脱却できるはずです。

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最終更新:5/8(月) 12:05

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