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スムーズな復職へ育休手帳 静岡県立大講師ら作製

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/7(日) 17:00配信

 育児休業期間を活用した教育プログラムなどを提供するベンチャー企業「ワークシフト研究所」(東京)がこのほど、育休取得者のスムーズな復職を支援する「育休手帳」を作製した。育休を取得しても両立に壁を感じて離職する女性が多い現状を受け、同研究所長の国保祥子・静岡県立大経営情報学部講師(組織マネジメント)らが、経営学やコーチングなどのノウハウを手帳に盛り込んだ。

 育休手帳は4月始まり。スケジュールは1週間分を見開きとし、自分や家族の予定のほか「TODOリスト」、1日から1カ月単位で自身を振り返る記入欄などを取り入れた。キャリアプランシートは、家族や子どもの成長を見据えて、中長期的な視点で将来を考えるよう促す。

 手帳の折々には「外食したっていいじゃない」「ママもこどもも人間。完璧じゃなくてあたりまえ」などのメッセージも取り入れた。国保講師は「『母親だから仕方ない』と問題を抱え込むのではなく、どうすれば課題解決できるか考えるツールとして活用してほしい」と話す。

 国保講師らは2014年から、都内などで「育休プチMBA勉強会」を開催し、働く場所や時間に制約があっても組織に貢献できる人材育成を進めてきた。これまでに参加した延べ約3千人の経験や意見を参考に、手帳を作製した。

 手帳は1冊2400円。詳細は同研究所ホームページ<http://www.workshift.co.jp>へ。

静岡新聞社(こちら女性編集室)

最終更新:5/7(日) 17:00

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS