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東京の会社の野球部 前社長のゆかりの地で合宿/八戸

デーリー東北新聞社 5/7(日) 8:00配信

 前社長が残した、八戸との縁を大切に―。そんな思いを抱き、東京都府中市の友伸エンジニアリング(宮下敬喜社長)野球部が、合宿のため青森県八戸市を訪れた。同社は、七戸町出身で2011年5月に亡くなった北山朝海さん=享年(67)=が設立。部員たちは、北山さんの残した「野球のチームワークは必ず仕事に生きる」という信念を胸に、本社から600キロ以上も離れたゆかりの地で練習に励んだ。

 北山さんは26歳で同社を立ち上げ、持ち前の豪快な性格と経営手腕で、200人の社員を抱える企業に成長させたほか、同市が委嘱する「八戸大使」も務めた。しかし、08年に白血病と判明。その後も仕事の最前線で指揮を執ったが、無念にも病魔に倒れた。

 合宿は、北山さんが通った八戸市立第一中の同級生で、野球部のチームメートでもあった妻神博明さん(73)が顧問を務める八戸シーガルビューホテル専用グラウンドで、1~3日にかけて行われた。

 北山さんから任命され、12年間監督を務めている木幡光広さん(47)によると、2年前も同ホテルで合宿を行ったほか、社員旅行で何度も八戸を訪れていて、「みろく横丁」を貸し切って楽しんだのも思い出に残っているという。

 闘病中も欠かさず試合を観戦し、部員を励ましたという北山さん。木幡さんは「八戸とは切っても切れない深い縁がある。これからも関係を大切にしたい」と、天国にいる創業者に思いをはせ、技術向上を誓った。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/7(日) 8:00

デーリー東北新聞社