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リアル「ひよっこ」。躍動、昭和の入社式

5/7(日) 9:54配信

ニュースイッチ

貴重な中学卒業者

 有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、主人公たちが奥茨城や東北から集団就職で上京、トラジスタラジオの工場で働き始めた。ドラマから1965年頃の東京が伝わってくる。日刊工業新聞でその当時発行された紙面には入社式の写真が数多く掲載されている。彼女たちは今67ー70歳ぐらい。その後、どんな人生を歩んできたのでだろうか。

<第二精工舎(現セイコーインスツル)>

 1969年1月10日に東京・亀戸の本社で行われた中学卒業予定者の入社試験。翌11日付日刊工業新聞では「カズノコ並みの貴重な存在の中学卒業者」と表現。10日には都内の1094事業所で一斉に中卒者の採用の第一次統一選考が実施された。当時は東北地方などからの集団就職列車も盛んに運行されていた。

高校の制服姿

<富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)>

 1965年4月1日。男性行員、本部・本店勤務の女性行員の2部に分けて入行式を開いた。「女子の部」では、セーラー服など高校の制服で参加した新入行員に富田修平取締役人事部長が「各職場で温かい受け入れ態勢を整えているので分からないことは遠慮なく先輩に尋ねてほしい」とソフトムードで激励した。(日刊工業新聞1965年4月2日付)