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女性限定自動車レース「競争女子選手権」 富士スピードウェイで14日開幕

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/7(日) 17:10配信

 世界初の女性ドライバー限定の自動車プロシリーズレース「競争女子選手権」が14日、小山町の富士スピードウェイで開幕する。女性ドライバーの真剣勝負を通じて、モータースポーツ文化の発信、定着を狙う。企画した関谷正徳さん(67)=御殿場市=は「競技の活性化には女性の力が不可欠。プロを志す女性ドライバーが目標とする場にしたい」と意気込んでいる。

 関谷さんによると、現在国内でモータースポーツの競技ライセンスを持つ女性は、全保有者の6%程度の2500人ほどとみられ、近年は増加傾向にあるという。一方、女性ドライバーが出場できる大会は男女混合戦しかなく、それ以外はサーキットを趣味で走行している。

 1995年に耐久レースのルマン24時間で、日本人初の総合優勝を成し遂げた関谷さんは「男女間で身体能力に差があるため、女性が活躍できずにいる」と課題を指摘する。

 「女性ドライバーにとっての競技が趣味の域を脱し、さらに発展させるには、受け入れる環境整備とプロ化が欠かせない」と大会の意義を強調する。

 大会は純粋な運転技術を競うため、全員が安全性に配慮した同一規格のレーシングカーを使用する。初戦には若手からベテランまでトップレベル12人が参戦する予定。

 レーシングマシンに乗り始めて10年目という池島実紅さん(20)=東京都=は「海外では第一線で活躍する女性ドライバーも多い。日本でも同様の流れが生まれるように、この大会が契機になってほしい」と期待する。

 大会はいずれも同会場で9月17日、10月29日の計3戦を行う。関谷さんは「ゆくゆくは世界のトップ選手が日本に集い、競い合う大会を目指す」と言葉に力を込めた。

静岡新聞社(こちら女性編集室)

最終更新:5/7(日) 17:10

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS