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【WEC】スパ6時間決勝詳報:トヨタ1-2フィニッシュで完勝。レース終盤は熾烈な”同門”バトル

motorsport.com 日本版 5/7(日) 4:49配信

  WEC(世界耐久選手権)第2戦スパ6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO Racingが1-2フィニッシュを果たした。8号車TS050 HYBRIDは開幕2連勝を挙げた。

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 スパの初日と2日目は、ベルギー特有の寒々しい曇り空や小雨に見舞われたものの、決勝日のスパ-フランコルシャンサーキットの上空には青空が広がった。

1時間:1号車ポルシェ、首位から5番手に転落

 現地時間14時30分よりローリングスタート方式でスパ6時間レースがスタート。第1コーナーで4番手スタートの9号車トヨタのニコラ・ラピエールが、首位の1号車ポルシェを一時追い抜いてイン側をとった。しかし、ラピエールはコーナー入り口で煙を上げながらブレーキング。それでも止まりきれずにオーバーランしてしまい、5番手に後退した。

 一方、3番手スタートだった8号車トヨタのセバスチャン・ブエミは、第1コーナーをコンパクトにまとめ上げ、走行ラインが膨らんだ7号車トヨタを交わして2番手に浮上した。しかしスタートから10分後、周回遅れのGTEクラス86号車ポルシェに引っかかった8号車トヨタは、7号車トヨタに先行を許した。その後、7号車トヨタをドライブするマイク・コンウェイはペースアップし、1号車ポルシェをドライブするアンドレ・ロッテラーに急接近。0.5秒差につけた。それに負けじと8号車トヨタも姉妹車7号車を追う。

 スタートから20分経過後、最終シケインで1号車ポルシェに7号車トヨタが仕掛けるが、ここはポルシェがポジションを死守。ホームストレート後のターン1では、トヨタ2台の牙が1号車ポルシェを襲った。その翌周、最終シケイン手前のストレートで、スリップストリームを利用した7号車トヨタが1号車ポルシェのオーバーテイクに成功。シケインでイン側を閉め、首位に立った。

 トヨタの猛進撃は止まらず、その次の周で9号車トヨタがマシンを暴れさせながらコース外を走行し、ブランシモンで2号車ポルシェに仕掛けた。さらに8号車トヨタが混雑したホームストレートで1号車ポルシェの隙をつき、2番手に浮上した。

 スタートから30分後、首位から3番手に沈んだ1号車ポルシェのペースは上がらず、4番手の2号車ポルシェにも追いつかれてしまう。2号車ポルシェのブレンドン・ハートレーは1秒差内で姉妹車の後をつけた。その12分後、2号車ポルシェが1号車を交わして3番手にポジションアップした。

 レーススタートから45分経過後、20周を走りきったところで首位の7号車トヨタがピットイン。1号車ポルシェもそれに続いた。1号車ポルシェはドライバーチェンジとタイヤ交換を行い、ニック・タンディのドライブでコースインした。その翌周に8-9号車トヨタがピットイン。トヨタ陣営は全車とも1回目のピットストップでドライバーチェンジを行わなかった。最後にピットインしたのは2号車ポルシェ。こちらも給油のみ行った。

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最終更新:5/7(日) 12:42

motorsport.com 日本版