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さいたま市長選が告示、現新3氏立候補 子育て政策や市の将来像訴え

5/7(日) 20:24配信

埼玉新聞

 任期満了に伴う埼玉県のさいたま市長選が7日告示された。3市合併後5度目となる市長選には、元衆議院議員の中森福代氏(67)、さいたま地区労働組合協議会議長で前島英男氏(64)=共産推薦=の新人2人と、現職で3選を目指す清水勇人氏(55)の3氏がいずれも無所属で立候補を届け出た。大規模イベント開催の是非や、待機児童などの子育て政策、地下鉄7号線延伸や大宮駅周辺開発などの課題のほか、128万人の人口を抱える都市の将来像について考えや公約を訴える14日間の選挙戦が幕を開けた。投開票は21日。

 中森氏は「今回の選挙はイベントに大金をかけるのか、市民の暮らしに使うのか、二者択一」と大規模イベントを年数回開催してきた現職市政を批判。市民を守るための都市づくりを強調し、「死亡者ゼロの防災、家庭負担ゼロの教育のダブルゼロに取り組む。今度の選挙だけは負ける訳にはいかない」と力を込めた。

 前島氏は、駅周辺大型開発や国際芸術祭など大イベントへの税金投入について、「市民本位の使われ方でなく、生活を守ることはできない」と強調。学童保育や介護施設の増設、小学校トイレの洋式化などを公約に掲げ、「市民のため、時には国に対してはっきり意見を述べる」と、市民本位の市政実現を約束した。

 清水氏は「健全財政や政令市ナンバー1の幸福度などを実現できたのは、みなさんと一緒に取り組んだ成果」と、2期8年の実績を強調するとともに、市民の協力に感謝。「人口減少までの今後10年が重要。持続可能な都市づくりには歳入増が不可欠で、成長戦略を進めていく」と舵取り継続へ幅広い支持を訴えた。

最終更新:5/7(日) 20:24
埼玉新聞