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「日本人は外国人力士に負けないように稽古して」元大関琴欧州の鳴戸親方、日本人力士にエール

5/7(日) 19:07配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 横綱・稀勢の里が2場所連続で優勝を果たすなど大相撲人気も高まっている。

 元大関・琴欧洲の鳴戸親方は4月1日に佐渡ヶ嶽部屋から分家独立し、ヨーロッパ出身としては初めて部屋を持つことになった。気持ちも新たに迎える夏場所を前に「注目の力士は貴乃花部屋の新十両・貴源治。よく稽古しているし、師匠も貴乃花親方で、いい指導をしているので、19歳で楽しみな力士だと思う」と期待した。

 現在、外国人力士枠は1部屋につき1人。全43部屋のため外国人力士は最大で43人までだが、その半数以上が関取(十両)以上にのぼりつめている。鳴戸親方は「日本人は外国人力士に負けないように強い気持ちをもって稽古してほしい」。日本人力士は約650人いるだけに、その差は歴然だ。

 2002年の初土俵から2014年に引退。「私が日本に来たのは大学2年生の夏休み。入門したときはタイムカプセルに乗って200年前に戻った感じだった。稽古して、ちゃんこを食べて、寝て、強くなる。苦労の連続だった。日本語も全く話せず、1日でも早く関取にあがる。それしかなかった」と苦い記憶を振り返った。

 自由時間も稽古を行い、少ない小遣いでプロテインやサプリメントを購入。給料をもらい、両親に仕送りすることばかり考えていたという。「その苦労を乗り越えたから、今の私がある。振り返ってみると、その経験はよかった思うが、当時は本当に苦しかった。しんどすぎて、入門してから関取になるまでの記憶がない」と話した。

 4月からは親方として3人の弟子を見守る立場。「初めてのヨーロッパ出身の親方で、相撲の基本をベースにして、さらに少しずつ新しいものを取り入れていきたい。時代とともに世の中は変わる。弟子を立派に育てていきたい」と力を込めた。

(Abema One Minute Newsより)

最終更新:5/7(日) 19:07
AbemaTIMES

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