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【Moto2】へレス決勝:”王者の弟”マルケスMoto2初優勝。中上不運の転倒。長島今季初入賞

motorsport.com 日本版 5/7(日) 20:23配信

 MotoGP第4戦スペインGP、Moto2クラスの決勝が行われ、マルク・マルケスの弟であるアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)がMoto2初優勝を果たした。

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 自身初めてのポールポジションスタートとなったアレックス・マルケスは、チームメイトのフランコ・モルビデリ(EG 0,0 Marc VDS)に一瞬先行されるも、クロスラインで1コーナーに進入。首位のポジションをキープしたままレースをスタートさせていった。8番グリッドスタートの中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)も、ポジションをキープした。

 先頭のマルケスと2番手のモルビデリは、異次元の速さで飛ばし、序盤から3番手以下を引き離していく。

 3周目のターン6でシモーネ・コルシ(Speed Up Racing)が転倒。アウト側にいた中上とシャビ・ビエルへ(Tech 3 Racing)がこれに巻き込まれてしまう。中上とビエルへはレースに復帰するも、大きく順位を落とすこととなってしまった。特に中上のマシンは右側のカウルが大きく損傷しており、苦しいレースとなった。

 8周目のターン5でマルケスがブレーキングミス、ワイドに膨らんでしまう。この一瞬の隙を見逃さず、モルビデリが首位に浮上。開幕からの連勝記録を4に延ばすべく、ひた走って行く。しかしマルケスも離されることなく、これに食らいついていった。

 しかし、その翌周にレースが大きく動いた。今季安定感抜群だったモルビデリが、ターン9で単独転倒してしまったのだ。モルビデリはコースに復帰するもゆっくりとピットに戻り、リタイアを決断した。

 モルビデリがいなくなった後は、マルケスが一人旅状態。その代わりに激しくなったのは、2番手争い。フランチェスコ・バニャイヤ(SKY Racing Team VR46)とマッティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)が僅差の闘いを繰り広げると、徐々にミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)が近づいてくる。特に終盤になるにつれ、パッシーニのペースが上がらず、残り5周というところでオリベイラがオーバーテイクを完了し3番手に上がる。

 マルケスは結局後続の接近を許さず、トップチェッカー。Moto2クラスでの初優勝を決めた。2位にはバニャイヤ、3位にはオリベイラが入った。

 24番グリッドからスタートした長島哲太(Teluru SAG Team)は、9つ順位を上げて15位フィニッシュ。今季初入賞を果たした。転倒に巻き込まれてしまった中上は一時30番手付近まで落ちると共にマシンにダメージを負ったたものの、結局21位完走を果たしている。

田中健一

最終更新:5/7(日) 20:23

motorsport.com 日本版