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【MLB】ダルビッシュ、7月にトレードの可能性低い? 米敏腕記者「簡単ではない」

Full-Count 5/7(日) 22:37配信

契約最終年のダルビッシュ、レンジャーズが低空飛行なら他球団は「期待」も…

 レンジャーズのダルビッシュ有投手について、米敏腕記者が今季中にトレードに出される可能性は低いとの見解を示している。

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 ダルビッシュは今季が6年契約の最終年。このままならば、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる。レンジャーズは開幕から31試合を消化した時点で、13勝18敗のア・リーグ西地区最下位と苦戦。このまま低空飛行が続けば“再建モード”に入り、7月のトレード期限までにダルビッシュを放出して代わりに若手有望株を獲得するのではないかとの声が早くも出始めている。

 ただ、スクープを連発することで知られている「FOXスポーツ」のケン・ローゼンタール記者が、テレビ番組でこの流れに否定的な見解を示したと、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が取り上げている。

「他球団の関係者はレンジャーズのダニエルズGMが、トレード期限までチームが低迷をすれば、積極的に動くことを期待している。これは、FAとなるダルビッシュのことを指しているが、決して簡単なことではないだろうとローゼンタールは論じている」

 記事では、このように紹介。トミー・ジョン手術からの復帰2年目を迎えているダルビッシュは、ここまで7試合登板で3勝2敗、防御率2.76と好成績を残し、“完全復活”を印象づけている。確かに、ダルビッシュを放出すれば、レンジャーズが相手先の球団から有望な選手を獲得できるのは確実だろう。

ダルビッシュとレンジャーズとは「『ユニークな関係』を築いている」!?

 ただ、「トレードルーマーズ」は「ダルビッシュは10球団に対してのトレード拒否権を保有しており、ローゼンタールによればテキサスとは『ユニークな関係』を築いている」と指摘。レンジャーズは、トレードで放出してもシーズン終了後にFAとなったダルビッシュとの再契約に動くことは可能だが、両者の間には信頼関係があるため、エース右腕の放出に動く可能性は低いというのだ。

 また、レンジャーズがダルビッシュをトレードに出すことなく、シーズン中に契約延長を成立させるという可能性も決して低くない。記事では「クオリファイング・オファー(QO)を提示した選手が他球団と契約した際に得られる保証が変更となった点もある。仮にダルビッシュが昨年こういった状況であれば、レンジャーズはドラフト1巡目指名権を得られたが、今冬では2巡目以降の指名権しか得られない」と言及している。

 ダルビッシュがシーズン終了後にFAとなれば、レンジャーズはQOを出すことは確実。拒否された場合、昨年までは新たな所属先の球団からドラフトの1巡目指名権を得ることができたが、今季からは2巡目以降の指名権に変更となった。FAで流出となれば損失はあまりにも大きいだけに、レンジャーズは何としても契約延長にこぎ着けたいところだろう。

 米データサイト「ファングラフス」は、ダルビッシュについて「誰もが欲しがるレンタル選手」と分析。レンジャーズが放出に動けば、カブスやヤンキースが移籍先の有力候補になると予測していた。エース右腕がこのまま結果を残せば残すほど、周囲は騒がしくなっていきそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/7(日) 23:01

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