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「AEDの日」、講習会続け 大和市消防本部

カナロコ by 神奈川新聞 5/7(日) 6:03配信

 自動体外式除細動器(AED)の取り扱い方法や設置場所を知ってもらおうと、大和市消防本部による出張講習会が6日、同市中央林間のスーパーマーケット「中央林間とうきゅう」の一角で開かれた。

 市内には市民が使えるAEDがコンビニや郵便局など386カ所に設置されている。同市は2014年11月、毎月第1土曜日を「AEDの日」と定め、講習会はこの日に合わせて続けられている。自由参加できるのが特徴だ。

 当初は市内の学習センターで実施していたが、周知強化を目的に15年9月から商業施設や大和スポーツセンターなどで行っている。参加者は年間1200人程度で増加傾向という。

 同本部救急救命課によると、実際に人が心肺停止状態で倒れ、AED使用の準備をしていたケースは年々増加し、16年は前年比21件増の31件だった。実際に使用したのは同2件増の3件。心肺停止の事案が前年に比べ微減の中、「普及啓発の効果」と分析する。

 この日、来訪者は同課職員の説明を受けながら、訓練用の人形を使い、電極パッドの貼り方や機器の操作方法、注意点を学んだ。AEDの設置場所が記載された地図も配られた。同市下鶴間の市民(69)は「一度使わないと分からない。触れる機会があるというのは大切なこと」と話していた。

 講習会開始から約2年半がたち、同課は「救急車が到着するまでの処置が大切。救命率を上げるためにも普及啓発を継続的に行っていく」と強調する。

最終更新:5/7(日) 6:03

カナロコ by 神奈川新聞