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沿線住民、並ばず駅に 江ノ電鎌倉駅で初の社会実験

5/7(日) 7:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 大型連休で混雑する江ノ島電鉄で沿線住民らが日常生活に支障を来さないよう、駅構外に列ができた場合に並ばず入場できる初の社会実験が6日、同電鉄鎌倉駅で行われた。この日、列はできなかったが、実験を行った鎌倉市交通計画課は「今後もアンケートなどを踏まえ、問題解決に向けて検討を重ねたい」としている。
 
 同電鉄によると、大型連休中の同駅の乗降者数は例年1日約4万人。乗車までに1時間ほど待つこともあり、市民生活に大きく影響を及ぼしている。実際に今月3~5日も駅構外に100メートル近い行列ができた時間帯があったという。

 今回は長谷-腰越間沿線の在住・在勤・在学者が対象。申請者に対しあらかじめ発行した「江ノ電沿線住民等証明書」を見せると、駅構外の乗車待ち行列に並ばず、優先的に構内の列の最後尾に並ぶことができる、というもので、約1200人が申し込んだという。

 6日は事前の天気予報が良くなかったこともあり、午前10時から午後4時までの実験時間中に行列はできなかった。同課は「想定したより人出が少なかった。できれば測定したかったが…」と拍子抜けした様子だったが、「江ノ島電鉄とも協議しながら再度実施するかも含めて検討したい」と話している。