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高岡商、鮮やか先制 1回2点 春季県高校野球決勝

北日本新聞 5/7(日) 0:42配信

■高岡商5-2砺波工
 【評】高岡商はチャンスで着実に得点し、砺波工の追い上げを許さなかった。一回島村の適時打で2点を先制すると、7盗塁と機動力を生かし、小刻みに得点を重ねた。エース土合は10安打を打たれながらも制球力を武器に要所を締めて完投した。

 砺波工は得点圏へ走者を進めるも12残塁。粘投した藤澤を援護できなかった。(荒瀬)


■1回2点、狙い通り主導権 7盗塁 足も光る
 鮮やかな先制劇だった。高岡商は「先取点が大事」と試合前に吉田真監督がナインに伝えていた通り、一回に1~3番の3連打で2得点。あっという間に試合の主導権を握ることに成功し、3番・島村は「狙い通りだった」と充実した表情で話した。

 まず今大会から1番で起用されている伊藤が甘い球を強振。打球は勢いよく一、二塁間を破り、「何としても出塁することが1番の仕事」。2番・久保も3球目を右翼前へ運び、送球間の隙をついて二塁を陥れた。

 無死二、三塁となって打席に立ったのは島村。「当たっている前の2人に続こうと、気持ち良く入れた」。真ん中低めのスライダーを捉えて三遊間を痛烈に破り、貴重な2点適時打とした。

 今春のセンバツ初戦で12安打9得点した豪打を誇るチームはこの日、集中打に加え、7盗塁と足も光った。吉田監督は「積極的によく走ってくれた。今大会を通じて走塁で局面を打開するシーンも見られた」と選手たちの成長をたたえる。

 優勝旗を手に、6月の北信越大会に県代表として臨む。昨秋の大会では頂点へあと一歩届かず、準優勝。主将でエースの土合は「目の前の試合に全力を尽くすだけ。挑戦者の気持ちで挑み、優勝したい」。雪辱を期し、さらなるレベルアップを誓った。(社会部・野村達也)

北日本新聞社

最終更新:5/7(日) 0:42

北日本新聞