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「糸張り作戦」アユ守れ 犀川で金沢漁協、サギの捕食防ぐ

北國新聞社 5/7(日) 1:42配信

 犀川を遡上(そじょう)するアユをサギ類が大量に食べる鳥害対策として、金沢漁協は6日、金沢市の大豆田(まめだ)大橋周辺の川面約100平方メートルに釣り糸を張り、鳥が近づきにくい環境を整えた。今月末まで設置し、魚の生息数増加につなげる。

 組合員8人が大豆田大橋から約150メートル下流に設けられた堰(せき)に鉄製の棒を打ち付け、川の流れに沿うように釣り糸18本を張った。糸にはビニールや反射テープも取り付け、鳥類が寄り付かないように工夫した。

 階段状の構造となる堰は遡上するアユが集まりやすく、毎年4月末になると、アオサギやゴイサギが多い日で20羽以上集まり、小魚をついばむ。

 釣り糸を張る鳥害対策は、カワウによる川魚の捕食防止に取り組む岐阜県の板取川など全国で例がある。金沢漁協は6月のアユ釣り解禁を前に、稚魚の被害を減らそうと、昨年試験的に「糸張り作戦」を実施し、効果がみられたことから、毎年実施することにした。

北國新聞社

最終更新:5/7(日) 1:42

北國新聞社