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日産の「英知を結集」 NISMO強化の狙いとは

J-CASTニュース 5/8(月) 7:00配信

 日産自動車が高性能スポーツカーブランドである「NISMO(ニスモ)」を冠したロードカーをグローバルに展開し、事業として拡大する方針を打ち出し、注目されている。年間販売台数を現行の1万5000台から2020年代前半には10万台を超えるレベルに増やすという。日産は、NISMOブランドを活用することで「ニッサンブランドのワクワク感と革新性を一層高めたい」としており、「走り屋」を魅了するどんなロードカーが登場するか注目される。

 NISMOは1984年に誕生した子会社「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル」の愛称で、日産のワークスチームとして、ル・マン24時間などの耐久レースやツーリングカーレースを中心に活動してきた。全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権では1992年、前人未到の全6戦全勝を果たすなど、輝かしい戦績を上げている。

■多くのタイトルを獲得

 今回の新方針は2017年4月25日に発表された。NISMOは、全日本ツーリングカー選手権の終了を受け、1994年から始まった全日本GT選手権/SUPER GTではGT-RやフェアレディZが多くのタイトルを獲得。モータースポーツ参戦を通して得たノウハウを専用パーツや市販車(ロードカー)のチューニングにフィードバックしている。トヨタのスポーツカーブランド、TOYOTA GAZOO RacingやSUBARU(スバル)のSTIに相当する存在で、クルマ好きには一目置かれるブランドだ。

 NISMOが開発するロードカーについて、日産は「モータースポーツ活動から得られた多くの知見を、その運動性能やスタイリングに具現化し、より多くのお客さまにそのダイナミックでスポーティな走行をお楽しみ頂けるように、信頼性や耐久性を日産純正品質で保証したファクトリーカスタムカーだ」と説明している。

 現在、日本国内で発売している「NISMOロードカー」は、日産GT-R 、フェアレディZ、ジューク、ノート、マーチの5車種。世界ではセントラ、パトロールを合わせた7車種となる。マーチNISMO Sの場合、(1)低速トルクを重視した専用開発エンジン、(2)5速マニュアルミッション、(3)専用サスペンション、(4)クイックステアリング、(5)専用スポーツシート――などを採用しており、そのままジムカーナなどのモータースポーツに参戦することも可能だ。

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最終更新:5/8(月) 12:24

J-CASTニュース