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「ここがOSS系構成管理ツールの良い所」---Ansible製品統括が説明

アスキー 5/8(月) 7:00配信

レッドハットは、Ansibleで作業を実行するエンジン「Ansible Core」をオープンソースとして提供し、Ansible Coreの運用や権限を管理するエンタープライズ向けの管理ソフト「Ansible Tower」を有償で販売している。オープンソース系の構成管理ツールを使うことのメリットとは。
 レッドハットは4月25日、構成管理ツール「Ansible Tower」に関する記者説明会を開催し、Ansibleの概要、2月にリリースした現行最新バージョンのAnsible Tower 3.1の新機能、次期バージョンAnsible Tower 3.2以降のロードマップについて解説した。
 
 Ansibleは、レッドハットが2015年末に買収した構成管理ツール。構成管理ツールとは、「サーバーにこのソフトをインストールする、設定ファイルをコピーする」といった作業指示書に従って、自動でその作業を実行するものだ。主なものには、Ansibleのほか、オープンソースの「Puppet」や「Chef」がある。レッドハットは、Ansibleで作業を実行するエンジン「Ansible Core」をオープンソースとして提供し、Ansible Coreの運用や権限を管理するエンタープライズ向けの管理ソフト「Ansible Tower」を有償で販売している。
 
 サーバーやネットワークの構成管理を自動化する機能自体は目新しいものではなく、たとえば、Windowsサーバー環境向けには従来から「System Center」や「PowerShell DSC」で構成管理ツールが提供されている。Ansible、Puppet、Chefなどオープンソースの構成管理ツールが注目されているポイントは、1つのツールで、サーバー、ネットワーク、OS、アプリケーション、電球などの電子部品に至るまで構成管理を自動化できる点である。また、オンプレミス、仮想化環境、さまざまなクラウド環境を単一ツールで管理可能だ。
 
 これらのオープンソース系の構成管理ツールは、コミュニティメンバーのコントリビュートによって自動化できるシステムが順次拡大していくのだと米レッドハット Ansible & Insightsソフトウェアエンジニアリング シニアディレクタ―のティム・クレーマー氏は説明した。現在、Ansibleが自動化できる対象は、クラウド、コンテナ―、Windows環境、ネットワーク、モニタリングツールなど900システム以上ある。
 

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最終更新:5/18(木) 11:08

アスキー