ここから本文です

5月20日より2週間限定で全国公開!劇場アニメ『BLAME!』完成披露上映会開催!

5/8(月) 10:44配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

講談社『アフタヌーン』にて1997年から2003年に連載され、『シドニアの騎士』で第39回講談社漫画賞を受賞した弐瓶勉氏のデビュー作『BLAME!』。20年の年月を経てついに映像化された劇場アニメ『BLAME!』が、5月20日より2週間限定で全国公開される。

劇場アニメ『BLAME!(ブラム)』本予告2の試聴はこちら

本作の公開を記念し5月4日、丸の内ピカデリーにてメインキャストを務める櫻井孝宏、宮野真守、雨宮天、本作の監督である瀬下寛之、副監督の吉平“Tady”直弘ら豪華スタッフ・キャスト陣が登壇する舞台挨拶付き完成披露上映会が開催された。

会場には本作品の公開を待ちわびる約500人ものファンが詰めかけた。トークではキャストたちの役に対する思い、監督による撮影秘話など興味深い話が飛び交い、会場には終始、熱気に溢れたイベントとなった。本イベントのレポートが届いたので紹介しよう。

『BLAME!』舞台挨拶付完成披露上映会
5月4日(木)丸の内ピカデリー1
ゲスト:櫻井孝宏、雨宮天、宮野真守、瀬下寛之監督、吉平“Tady”直弘副監督

巨大な階層都市をさすらう旅人・霧亥(キリイ)として本作の主演を務めた櫻井。本作がプレスコ(先に声を収録して、後から映像をあてはめていく手法)で作られたため、完成版を見た時の感動は大きいものだったという。「原作を読んで想像していたよりもずっと上の、凄まじい出来に感動しました。霧亥がとにかくかっこいい。SFって敷居が高いイメージを持った人も多いと思いますが、ずっとドラマチックな作品に仕上がっています。」と胸をはり、お客さんに「楽しんでくれましたか?」と声をかけると会場から大きな拍手があがった。通常の映像に声をあてる収録とは違い、設定資料のみを渡され、手探りで作品作りをしたという。「決まったルールがないので、皆でディスカッションして共通のイメージを共有しました。そうやってあてはめていく作業が続いたので達成感がありましたね。」と撮影を振り返ると、瀬下監督から「声優さんからインスピレーションを受けて、作品を少しずつ変えていくこともしましたね。櫻井さんにはシブい間も良い感じに演じてもらって嬉しいです」と絶賛された。「はてしなく広大な階層都市が舞台です。スケールの大きさも魅力のひとつだと思っています。SFですが、人の心や気持ちがつまっている作品です。ぜひ何度も劇場に足を運んでみていただければ」と締めくくった。

荒廃した都市の片隅で力強く生きる少女・づるを演じた雨宮。”かわいい”と評判の自身のキャラクターについて「冒頭のヘルメタルを外すシーン、可愛いなと思いました。オーディションのとき14歳だと聞いていたので、幼く、子供みたいに演じたんです。その時スタッフの方に『づるはそんなに可愛くなくてもいい。生まれた頃からずっと生きるか死ぬかの厳しい世界で生き抜いてきた女の子なんだ』と言われて、不自然さを払拭するため地声で演じました。」と撮影時を振り返り語る。全国公開を控えた本作について、「本作は音も無機質だし、BGMもそれほど多くはないのではないでしょうか。だからこそ、づるの息遣いや表情が感じられると思うんです。ぜひ劇場で確かめてくださいね。」と見どころを語った。

また腕の良い電気漁師・捨造を演じた宮野は、捨造が劇中で返事をする際のセリフ「へい!」を連発。会場からは度々笑いが起こった。収録時を振り返り、「皆でシーンを共有して、”こうなるのかな”と想定するのを繰り返しながら作った作品。完成版は、あまりの臨場感、スピーディーなシーンに飲み込まれるようにして見ましたね。皆さんの芝居に心を掴まれて、”声優さんってすごいな”と思いました(笑) すごいことを僕たちはやっているんだなと実感した瞬間ですね」と感慨深く語る。また、「役者の間合いをそのまま反映してくれる瀬下監督の技量と演出が嬉しかった」と本音をのぞかせる。本イベントで初のお披露目となった本作について「ついに皆に見てもらえる日が来てとても嬉しい。初めて資料を見た時に、世界観やセリフ、言い回しが難しいのかと思ったんです。でも演じて、完成版を見てみて、こんなに入り込めるSFは無いと思いました。物語の舞台設定や専門用語で見る人を突き放したりしない、生きた人間の気持ちを追える映画になったと思います。」と語り、キャスト陣が大きく頷いていた。

そして『シドニアの騎士』に続き、弐瓶作品をアニメ映画化した瀬下監督は、完成披露上映会を迎え「とにかく感無量」と語る。「映像化不可能と言われていた作品を素晴らしい声優陣とこうやって形にし、見た方から”見たこと無い” ”すごい映像”と言われる日を目標にやってきました。」と感動を言葉にした。本作の見どころは音楽にもあると監督は言う。「キリイはしゃべらないんですよね(笑) かっこいいライティング、表情を意識して映像を作りました。あえて息遣いで表現した間合いもあるのですが、”これでいいのかな?”と思う時もあって。その時、音楽の菅野さんがとてもかっこいい音をあててくれたんです。”どうせしゃべらないんだから、良い音つけとこうかなって”と(笑) 」最後に「本作で弐瓶先生の独特の世界観を表現できたのは、「シドニアの騎士」の頃からのファンの方がいてくださってのことだと思います。皆さんに愛される作品となったはずです。」と胸を張った。

さらに、吉平“Tady”直弘副監督は素晴らしい映像、音を素晴らしい環境で楽しんでもらうためのこだわりを明かし「大きな画面で見ていただけるよう、シネスコで作りました。また、音響にもこだわり、ドルビーアトモスのスピーカーでお楽しみいただけます。霧亥やづる、捨造の大迫力のアクションを、臨場感たっぷりのスクリーン、スピーカーでお楽しみください。」と語った。

●作品情報
劇場アニメ『BLAME!』
5月20日より2週間限定で全国公開

<作品説明>
人類が「違法居住者」として駆除・抹殺される暗黒の未来。無限に増殖を続ける超巨大な「階層都市」における探索者・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅路を描いたSF漫画の金字塔『BLAME!』(講談社「アフタヌーン」所載)。その独特の世界観や圧倒的なスケール感、そしてソリッドでハードなアクション描写で、国内だけでなく、海外の映像クリエイターやアーティストからも圧倒的な支持を得て、難解と言われながらも、幾度となく映像化への期待が高まっていた。そんな本作が、連載開始から20年の時を経て、遂に全世界に向け劇場アニメ化される。
監督には「シドニアの騎士」で緻密でハードな新感覚のSFバトルを表現し、「亜人」を スピーディーでスリリングなサスペンスバトルへと進化させた瀬下寛之が担当。アニメーション制作は「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」や「トランスフォーマー プライム」など海外でも圧倒的な存在感で数々の賞を受賞し、「シドニアの騎士」で世界を震撼させたポリゴン・ピクチュアズ。さらに本作では、原作者・弐瓶勉がシナリオやキャラクターデザインをはじめとした、クリエイティブディレクションの中核を担い、自らがプロジェクトへフルコミットをしている。
映像革命と称された「シドニアの騎士」のスタッフが再結集し、 原作者・弐瓶勉による全面協力・総監修の元で再構成した完全新作ストーリーとして創り上げる『BLAME!』が、再び世界を驚愕させるー

<ストーリー>
テクノロジーが暴走した未来。
人類の希望は孤独な旅人に託された――

過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。
都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。
仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。

【キャスト】
霧亥::櫻井孝宏
シボ:花澤香菜
づる:雨宮天
おやっさん:山路和弘
捨造:宮野真守
タエ:洲崎綾
フサタ:島崎信長
アツジ:梶裕貴
統治局:豊崎愛生
サナカン:早見沙織

【スタッフ】
原作:弐瓶勉『BLAME!』(講談社「アフタヌーン」所載)
総監修:弐瓶勉
監督:瀬下寛之
副監督/CGスーパーバイザー:吉平”Tady”直弘
脚本:村井さだゆき
プロダクションデザイナー:田中直哉
キャラクターデザイナー:森山佑樹
ディレクター・オブ・フォトグラフィー:片塰満則
美術監督:滝口比呂志
色彩設計:野地弘納
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
主題歌:angela「Calling you」
音楽制作:キングレコード
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:クロックワークス 製作:東亜重工動画制作局

上映劇場はこちら

※島崎信長の「崎」は山へんに「立+可」が正式表記です

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

関連リンク
劇場アニメ『BLAME!』公式サイト