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アイドル「防護服でハグ」イベントが波紋 それでもファンが歓喜した理由

J-CASTニュース 5/8(月) 19:39配信

 「ファンは汚染物質なのか?」――。女性アイドルグループ「CY8ER(サイバー)」が、ファンとの「ハグ(=抱擁)」イベントに本格的な防護服姿で登場したことが、インターネット上で賛否を広げている。

 防護服姿でファンと接するアイドルの姿を見たネットユーザーから、「オタクを馬鹿にしているように見える」との批判が出ているのだ。その一方で、イベントに参加した当のファンからは好意的な反応が相次ぎ、イベントは大好評だった。はたして、その理由は...。

■本格的な化学防護服と防じんマスクを着用

 2016年12月24日結成の「CY8ER」は、「世界を騒がすサイバーテロアイドル」をコンセプトに活動する6人組グループ。中心的メンバーの苺りなはむさんは、人気アイドルグループ「BiS」の元メンバーとして知られる。

 そんなCY8ERのハグイベントは、17年5月6日に日本武道館(東京・千代田区)で行われたイベント「武道館アイドル博2017」の中で実施された。

 この日メンバーが身に付けていたのは、アスベスト除去などの作業現場でも実際に使われている化学防護服と防じんマスク。メーカーが公表している仕様によれば、どちらも放射性物質の防護にも適応しているタイプだという。

 イベントの参加費用は100円で、6人のメンバー全員が順番に後ろから参加者を抱きしめてくれる。参加したファンの報告によれば、メンバーは防護服の下にも「クッション」を身に着けていたという。

 さらに、ハグ代とは別に2000円を支払うと、選んだメンバー1人との「キス写真」も撮影できる。ただ、これも「防じんマスク」越しで、決して本当にキスができるわけではなかった。

 この風変りなハグイベントは、一部の参加者が会場の様子をおさめた写真をツイッターで公開したことで注目を集めることになった。ツイッターやネット掲示板には、

  「これもうファン=汚染物質って言ってるようなもんだろ」
  「客馬鹿にしてんのか」
  「着ぐるみとかもうちょっと配慮があってもよかったと思う アイドル側がファンをどういう目で見ているのか分かり過ぎて辛い」

などと、イベントの内容に否定的な意見が出ている。

 なかには、イベント時のメンバーの服装が「原発作業員のように見える」などとして、「放射性物質扱いかよ」「オタには原発並みの対応が必要なのか」と揶揄する声も出ていた。

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最終更新:5/9(火) 9:35

J-CASTニュース