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『第9地区』監督版『エイリアン』は実現せず 企画倒れに

シネマトゥデイ 5/8(月) 13:52配信

 映画『第9地区』『チャッピー』などのニール・ブロムカンプ監督が手掛ける予定だった『エイリアン』シリーズの続編製作を、20世紀フォックスが断念した。製作を務める予定だったリドリー・スコットが、フランスのメディアAllocineとのインタビューで明らかにした。

【写真】話題を呼んだコンセプトアート

 リドリーは「決して脚本があったわけではなかった。プロデューサーたちのための(ブロムカンプ監督が手掛けた)10ページに及ぶアイデアが記された企画書だけだ。それは(その企画から)発展することはなかった。20世紀フォックスは製作したくないと決め、それが最後だ。僕は『プロメテウス』を手掛け、『エイリアン:コヴェナント』を企画していたから、(それ以上のことは)わからない」と同サイトにコメントし、その企画がだいぶ前に休止していたことを示唆した。さらに現在は休止だが、今後、再び製作される可能性はあるのかと聞かれたところ、リドリーは「そうは思わない」と答え、その可能性さえも完全に否定した。

 もともと『エイリアン』シリーズの第5弾として企画されていた今作は、ブロムカンプ監督がInstagramで『エイリアン』シリーズのコンセプトアートを公開したことから、そのアイデアを気に入った20世紀フォックスが契約を結び、ブロムカンプ監督も『エイリアン』シリーズの第1作と第2作の続編として製作したいと熱意を見せていた。だが、その熱意もむなしく、企画倒れになったようだ。リドリーから、『エイリアン』シリーズをバトンタッチするには適任の監督と思われただけに残念だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

最終更新:5/18(木) 16:03

シネマトゥデイ