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【オーストラリア】豪米首脳会談開催 関係修復へ友好アピール

NNA 5/8(月) 11:30配信

 オーストラリアのターンブル首相は4日、訪問先のニューヨークでトランプ米大統領と会談した。両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題を含む地域情勢や、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦などについて意見交換を行い、強固な同盟関係を確認した。また会談では、二国間の貿易関係や移民政策などについて協議を行った。ターンブル首相は記者団に対し、「米国との素晴らしい友情を確認した」と述べ、米国との良好な関係をアピールした。地元各紙が伝えた。
 トランプ政権発足後、豪米首脳が会談を行ったのは今回が初めて。会談は、豪米が日本と戦った珊瑚海海戦から75年の行事にあわせて開催された。今年1月に行われた両首脳による電話会談では、オーストラリアの密航者受け入れを巡ってトランプ氏が怒り、一方的に電話を打ち切ったと報じられており、会談では両国の関係修復を行う狙いも大きかったという。
 両首脳は会合の冒頭、握手を交わし友好ムードを演出した。トランプ大統領が電話会談について記者団から質問を受けると、「素晴らしい電話会談だった。メディアはだいぶ誇張してフェイク(偽)ニュースを流した。オーストラリアは最高の友人だ」と否定。ターンブル首相も同調し、懸念の払しょくに努めた。
 一方、当日は医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案の下院通過を受けた会見のため、トランプ大統領はターンブル首相との会談を予定より3時間ほど遅らせる異例の展開となった。米CNNテレビによると、オーストラリア政府関係者からは「驚くべき冷遇だ」との不満が出ていたという。

最終更新:5/8(月) 11:30

NNA