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携帯電話の所有率大幅上昇…福岡の小学生4割、中学生6割

5/8(月) 15:45配信

リセマム

 福岡県内の小学生4割、中学生6割、高校生9割以上が自分専用のスマートフォンを含む携帯電話を所有していることが、県が実施した意識調査により明らかになった。小・中学生は前回調査より所有率が大きくあがっており、普及が著しいことがうかがえる。

学校以外でのインターネット利用状況

 「青少年の健全育成に関する県民意識等調査」は、福岡県が県内における青少年と保護者の意識と行動を調査し、青少年健全育成のための総合計画策定の基礎資料とすることを目的として、平成28年9月~11月に学校を介して実施したもの。各対象1,200人に対して調査票を配布し、小学6年生・中学2年生・高校2年生は計3,337人、大学2年生1,036人、小・中・高生保護者計3,222人から有効回答を得た。なお、前回調査は平成23年に実施。

 インターネットが利用できる機器の所有について尋ねたところ、小・中・高生すべてで「自分専用の携帯電話(スマートフォン含む)を持っている」との回答がもっとも多く、小学生40.1%、中学生60.1%、高校生94.2%が所有していることがわかった。特に小・中学生は、前回調査時の所有率小学生22.4%、中学生41.2%より大幅に増えており、およそ5年で子どもたちへの普及も進んでいる状況が見られた。

 平日の学校以外でのメールのやりとりを含むインターネット利用時間は、小学生~大学生まで各年代で1時間以上3時間未満がもっとも多い結果となった。小学生でも31.5%が該当した。利用時間は年齢が高くなるにつれ長くなる傾向があり、3時間以上利用している割合は中学生で20.0%、高校生22.4%、大学生59.3%と、大学生では約6割を占めた。

 インターネットを利用して行うことについては、小学生は「学校の課題について調べたり探したりする」が44.5%ともっとも多かったが、中高生と年齢が上がるにつれ「メールなどを利用する」割合が高くなり、中学生76.5%、高校生90.3%ともっとも多くなった。高校生になるとSNSの利用も増え、61.8%がSNSを利用すると回答した。友達とコミュニケーションをとる方法も年齢が上がるにつれメールやSNSの割合が増えており、年齢が上がるにつれ人間関係の形成にインターネットが多く使われている状況が見られた。

 一方で、スマートフォンを含む携帯電話のフィルタリング使用状況については、小学生~高校生の各年代で「使用している」がもっとも多くなったものの、小学生で32.3%、中学生37.9%、高校生45.6%と半数を下回った。使用していない理由としては「保護者が必要ないと判断した」「LINEなどのコミュニティサイトを利用したいから」との理由が多くあがった。

 このほかに、調査では日常生活や学校生活、地域社会との関係、国際化についてなどさまざまな意識調査を実施。結果は福岡県Webサイトから見ることができる。

《リセマム 畑山望》

最終更新:5/8(月) 15:45
リセマム