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米商務長官、カナダの対抗策検討を批判 木材への相殺関税巡り

ロイター 5/8(月) 9:13配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 米国のロス商務長官は6日、カナダ産針葉樹材への相殺関税を巡り、カナダ当局者による報復行為の警告は「不適切」と批判し、相殺関税の最終決定に影響を与えないとの見解を示した。

カナダのトルドー首相は5日、米国が仮決定した相殺関税への対抗措置として、太平洋側のブリティッシュ・コロンビア州の港を経由した米国燃料炭の出荷禁止措置を検討していると明らかにしている。

また、関係者によると、カナダは米オレゴン州からのワインや床材、合板などの輸入についても関税を検討しているという。

ロス長官は商務省が発表した声明のなかで「われわれは引き続き、話し合いによる解決がすべての当事者に最善の利益をもたらすと考えており、それに向けて取り組む用意がある」と強調した。

商務省は4月下旬にカナダが針葉樹材の輸出に不当な補助金を支給しているとして、平均20%の相殺関税を課すと仮決定した。

ロス氏はこの決定について6日の声明で、「政治的考慮ではなく提示された事実に基づいている」と説明。「報復行為に関する警告は不適切で、いかなる最終決定にも影響を与えない」とした。

また、カナダ当局者がこの問題について追加情報の提供を望むならば、商務省は「慎重かつ公平に検討する」とした。

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最終更新:5/8(月) 9:13

ロイター