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仕事する75歳以上の割合 韓国がOECD最多

5/8(月) 15:35配信

聯合ニュース

【世宗聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、韓国の75歳以上の雇用率は5年連続して最も高かった。

 OECDによると、韓国の75歳以上の雇用率(2015年)は17.9%で、比較可能なOECDの加盟国25カ国のうち1位で、2位のメキシコ(17.0%)よりも1ポイント近く高かった。

 韓国とメキシコ以外の国の雇用率はすべて1桁台だった。日本が3位(8.3%)で4位はポルトガル(6.6%)、ニュージーランド(6.1%)が5位だった。

 下位圏は主にヨーロッパの国で、デンマークは0%、フランスは0.5%、ベルギーは1.2%、ドイツは1.8%だった。OECDの平均は4.8%。

 韓国の75歳以上の雇用率は2000年代前半から半ばまでは13~15%だったが、12年に17%台に上昇した後、19%台前後で推移している。

 OECD加盟国の中では00年代半ばまでメキシコに次いで2位だったが、11年に15.5%でメキシコと同率1位となり、翌年からは順位が逆転した。

 韓国は12年に75歳以上の雇用率が17.3%で1位となり、13年は18.1%、14年は19.2%だった。

 対象を65歳まで広げても、韓国の高齢者の雇用率はOECD上位に入る。

 15年の65歳以上の雇用率は30.6%で、OECD加盟国のうちアイスランド(38.7%)に続き2位だった。OECD平均は13.8%。

 働けるほど健康で活動的な老人が増えているという意味では、雇用率が高いことを肯定的に捉えることもできる。

 しかし韓国では年金・福祉制度が充実しておらず、定年後に生計を立てるためやむを得ず働き口を探す高齢者も相当数に上るとされる。

 15年の老人貧困率は、市場所得ベース(独居世帯を含む)で63.3%と、OECD加盟国中最も高かった。

 韓国統計庁によると、昨年5月の55歳~79歳のうち将来働く意思のある高齢者は61.2%で、そのうち58.0%が生活費の足しにするために働くことを望んでいた。

 ソウル研究院のユン・ミンソク副研究委員らは報告書で「韓国の老人は老後の備えが不足しており、老人貧困率が高く、65歳以降も仕事をするしかない状況だ」とし、「老人の働き口はパートタイムなど非正規職や自営業中心であり、雇用が不安定で労働権が保障されていない劣悪な状況が多い」と指摘した。

最終更新:5/8(月) 15:46
聯合ニュース