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英フィリップ殿下の公務引退表明、バヌアツの小部族に衝撃

ロイター 5/8(月) 14:03配信

[タンナ島(バヌアツ) 6日 ロイター] - エリザベス英女王の夫であるフィリップ殿下(95)が今秋から公務を退くと英王室が発表したことを受け、殿下を祖先の山の神の息子としてあがめているバヌアツの部族に衝撃が広がっている。

この部族は、タンナ島で原始的な生活様式を守って暮らしており、自給自足を可能にしてくれるバナナとヤムイモの恵みを、毎日フィリップ殿下に祈っているという。

集落の村長はロイターに「いつか殿下がおいでになれば、人々は貧しくなくなり、病気も借金もなくなり、作物がよく育つだろう」と語った。

この地方では、青白い肌をした山の神の息子が、富と力をもつ妻を探して海を超えて旅をしたとの伝説が語られている。人類学者らは、フィリップ殿下が権力のある女性と結婚したことからこの伝説に合致し、1960年代の英仏統治時代に伝説と結びつけられたとみている。

最終更新:5/8(月) 14:03

ロイター