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金沢で恒例の「闇闇茶会」 感性と遊ぶ茶の湯体験、軽食膳付き席も /石川

みんなの経済新聞ネットワーク 5/8(月) 18:02配信

 金沢・南町バス停近くにある茶室「松声庵(金沢市高岡町10)」で5月21日、今年で7回目となる「闇闇(あんあん)茶会」が開かれる。(金沢経済新聞)

昨年の「闇闇茶会」の様子

 目隠しをすることで五感(聴覚・臭覚・味覚・触覚・心の目)をより研ぎ澄ませて茶の湯を楽しむ同茶会。「見えない世界を楽しむ」「空気を感じる」「感覚に集中する」ことを通して、普段の生活では味わえない感覚を体験することができる。

 今年は「原点に戻る」をテーマに掲げる。技術の進歩により便利でぜいたくな世の中になった昨今、「人間であるゆえん」をおのおのの心や体の感覚で感じてもらおうと企画された。参加者からは「視覚を遮る分、ほかの感覚が鋭くなった」「案内してくれる人の温かさが伝わってきた」などの声が寄せられ、毎回好評だという。

 当日は5席(各席18人、2,000円~)を設け、スタッフが目隠しの参加者をサポート。目隠しで茶席に入室後、主催者の案内に従って目隠しのままお茶や菓子の味と香りを感じながら茶の湯を体験する。

 例年よりさらに工夫された席を準備。千利休のころに食されていたお菓子と現代のお菓子の食べ比べができる「今昔席」(2,700円)、軽食膳付きの「おしのぎ席」(3,300円)、音と数種類のお菓子を楽しむ「アフタヌーン茶席」(3,000円)、2種のお菓子と香りを楽しむ「もてなし席」(3,000円)など。

 主催の坂井宗民さんは「目隠しをして、風が頬を吹き抜ける感覚、普段は気にも留めないちょっとした音、誰かが寄ってくる気配、見慣れている花の触感、お茶の香りなど多忙な毎日の中でつい忘れがちになっていることを思い出してほしい。たくさんの方に、ご自身の感性で茶会を楽しんでいただけたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時40分。参加には同事務局ホームページからの申し込みが必要。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:5/8(月) 18:07

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