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石巻専大が13季ぶりV!あと一歩で逃した昨秋の悔しさ晴らす

スポーツ報知 5/8(月) 8:03配信

◆春季リーグ 南東北大学野球第5週第2日 ▽2回戦 石巻専大6-0福島大(7日、ヨーク開成山スタジアム)

 石巻専大が福島大に6―0で勝ち、13季ぶり6度目の優勝を決めた。昨秋にあと一歩で優勝を逃した悔しさを胸に、主将の小野侑宏二塁手(4年)=聖和学園=ら4年生の結束でチームをまとめた。8年ぶり4度目の出場となる全日本大学野球選手権(6月5日開幕、神宮ほか=報知新聞社など後援)は、1回戦で東京新大学優勝校(5日午前9時、東京ドーム)と対戦する。

 笑顔の選手たちの手で、酒井健志監督(39)が宙を舞った。2011年春から指揮し、初めて味わう歓喜に少し目を潤ませながら「うれしい。(これまでの出来事が)フラッシュバックしてきますよね」と感慨深げに話した。

 悔しさを力に、4年生がチームを引っ張った。昨秋は勝てば優勝だったリーグ最終戦、優勝決定戦と連敗。勝負所で力を発揮できなかった。チーム力向上へ、小野主将は「班で分けたら、4年生に(各班を)任せている。いい意味で全員が主将」。4年生を軸に個人で考え、課題克服に取り組んできた。

 自前のグラウンドがなく、練習は主に室内練習場で行い、近隣の石巻市民球場が使えるのは週1回。限られた時間を個々に合った、内容の濃い練習にして成長につなげた。居残り練習も4年生が先頭に立ち、門限の午後10時ぎりぎりまで実施。打撃投手も務めた折笠洋平コーチの手助けもあり、毎日のように打ち込んだ小野主将は、この日も適時打を放ち、今季は1番打者で打率4割7分1厘と大活躍だ。

 「4年生の姿を見て、後輩がもっとやらなきゃと変わった」と指揮官。この一戦は6回に四死球をきっかけに4点を挙げ、横手投げの1年生右腕・松沢寛人投手=糸魚川=が4安打完封。1年時から半数以上が退部したが、最後まで残った4年生11名が中心となり、つかんだ頂点だ。全国大会でも「実力差はあると思うけど、ベストプレーができれば結果につながる」(小野主将)と、一丸となりぶつかっていく。(有吉 広紀)

最終更新:5/8(月) 8:03

スポーツ報知

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