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WOMCADOLE「この4人とあんたらと爆音さえあれば」灼熱ワンマン

音楽ナタリー 5/8(月) 21:43配信

WOMCADOLEが昨日5月7日に東京・下北沢SHELTERにてワンマンライブを開催した。

【写真】樋口侑希(Vo, G)(撮影:ハライタチ)(他7枚)

このライブはWOMCADOLEが最新ミニアルバム「15cmの行方」を携えて1月より実施していたライブツアー「俺らは生きているんだツアー」の追加公演。彼らは超満員の会場にて、灼熱の中およそ2時間の熱演を見せた。

登場するなり樋口侑希(Vo, G)が「やれんのか、下北沢!」と焚き付けて、バンドは疾走感あふれる「ドア」でライブの口火を切る。樋口は「やる気あんのか!」「ついてこい、どこまでも!」とひっきりなしにオーディエンスを煽り、アグレッシブなパフォーマンスで場内の温度を引き上げ続けていった。さらに4人はサンプリングした音に乗せて樋口が叫ぶように語ってから始まった「to.wani」、雨音をBGMにしっとりと歌い上げた「雨上がり」、古澤徳之(G, Cho)と黒野滉大(B)がステージ前方に進んで激しくプレイした「青鼻のピエロ」「少年X」など、一気に8曲を連投した。

バンドは「飛ばしすぎた、ゆっくりやろう」と和やかなトークを繰り広げたのち、ライブを再開。安田吉希(Dr)によるドラムソロを皮切りに始まったメンバーのソロ回しや新曲「69」をパワフルに届けたかと思えば、ミディアムチューン「煙」や樋口の弾き語りから始まる「愛してるなんて」でじっくりと楽曲を聴かせるなど、緩急付けたライブ展開でファンを魅了し続けた。終盤からはあまりの暑さに、結成以来初めて4人共が上着を脱いでライブを行うことに。樋口は「あんたらにとっての春ってなんですか? 俺にとっての春は別れなんですよね」と語ってから、新曲「アオキハルへ」をエモーショナルに歌唱。歌唱後、彼はフロアを見渡して「もう私、無敵です! 戦車に乗らんでも勝てる気しかありません! 最高の武器、手に入れちゃいました。この4人とあんたらと爆音さえあれば、もうジャパニーズ1になれるんじゃないですかね」と胸を張る。続けて「人にバカにされようが本気で好きなもの、好きな人間がいるならば、ガン無視で行きましょう。バカにされても生き抜いていきましょう。俺たちは生きてるんだぜ!」と息巻き、その勢いのまま「アルク」へとなだれ込む。さらに樋口がギターを置いてハンドマイクでフロアに乗り出した「唄う」では、パワフルな演奏に乗せて、場内に盛大なシンガロングが広がった。

「音楽最高です」と樋口が笑顔を見せてから始まったアンコールで彼らは「綺麗な空はある日突然に」をプレイ。メンバーに負けじと汗だくになったファンは拳を突き上げながら盛大な合唱を繰り出した。そしてバンドは「最後に1曲歌わせてください」との言葉から始まった新曲「馬鹿なくせして」を静かに届けて、熱気に包まれる中、ワンマンライブの幕を下ろした。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

WOMCADOLE「俺らは生きているんだツアー 追加公演」
2017年5月7日 下北沢SHELTER セットリスト
01. ドア
02. ハシル
03. 人間なんです(新曲)
04. オレンジと君とサヨナラと
05. to.wani
06. 雨上がり
07. 青鼻のピエロ
08. 少年X
09. ワンダー
10. 夜明け前に
11. MONKEY
12. 69(新曲)
13. バク
14. 煙
15. 愛してるなんて
16. アオキハルへ(新曲)
17. アルク
18. 唄う
<アンコール>
19. 綺麗な空はある日突然に
20. 馬鹿なくせして(新曲)

最終更新:5/8(月) 22:38

音楽ナタリー