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<北朝鮮写真報告>金正恩時代の子供ホームレスたち(7) 食べるために物乞いと商売に精を出す子どもたち 少女の姿も(写真5枚)

アジアプレス・ネットワーク 5/8(月) 5:10配信

金正恩氏は孤児院視察がた大変好きなようである。平壌はじめ各地に「愛育院」「初等学院」「中等学院」と呼ばれる、学齢別の豪華で巨大な孤児院を建設して、しばしば訪れている。

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その姿は、国営メディアで写真入りで詳細に報じられる。「国民を愛する偉大な指導者像」を宣伝するためだ。そんな孤児院にどんな子供たちが入所し、どのような待遇を受けているのか、実態はまったく不明だ。

一方、地方都市ではコチェビと呼ばれるホームレスの子供たちの姿が今も絶えない。食べていくために、物乞いだけでなく、空き瓶、空き缶、ペットボトル、プラスチック容器集めて売る子供が多いという。

中には、どこで仕入れてくるのか、不法な映像物が収められたCDを売っている子供もいる(写真)。

豪勢過ぎる孤児院を建設してご満悦の「指導者」の姿の陰に、日々を生き抜くために商売までしている、たくましいコチェビの子供たちがいる。(石丸次郎)

←市場近くを徘徊する三人のコチェビ。座っている赤い上着姿は女子中生か。物乞いとプラ容器など再生ゴミを集めて売って暮らしているようだ。2012年11月両江道恵山市にて撮影アジアプレス

←小学生向けの孤児院である「初等学院」を視察する金正恩氏。各地に豪華孤児院を建設して「愛民」を宣伝している。2017年2月1日付け労働新聞より引用。

←完成した「初等学院」の食堂を視察する金正恩氏。右手にタバコ。2017年2月1日付け労働新聞より引用。

最終更新:5/8(月) 9:15

アジアプレス・ネットワーク