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スターバックスが苦戦 ー ショッピングモールの衰退に強いられる戦略の見直し

BUSINESS INSIDER JAPAN 5/8(月) 7:10配信

アメリカのショッピングモールの客足が激減したことで、スターバックスがショッピングモールを中心に約350店舗を展開する、紅茶専門店「ティバーナ」も苦戦を強いられている。

スターバックスは4月27日(現地時間)、ティバーナの「戦略を見直す」と発表した。

同社CFOのスコット・ハーラン・モウ(Scott Harlan Maw)氏は決算説明会で、「ショッピングモールに出店している小売業者はこの数年間、大きな打撃を受けている。店舗で商品を購入する顧客は減少の一途をたどり、消費行動そのものが大きく変化した。我々のティバーナも業績の悪化を免れられず、損失も発生している」と語った。

同社は店舗デザインや商品ラインナップを見直しているが、モウ氏によると、ショッピングモールに出店しているティバーナの過去6カ月の業績は予測を下回った。今後も業績が悪化する可能性が高いという。

アメリカのショッピングモールの危機は、スターバックスの他の戦略にも同様の影響を及ぼしている。

同社の会長で前CEOのハワード・シュルツ(Howard Schultz)氏は同日、以下のように述べた。

「長期的に見ても、これは非常に大きな問題だ。消費行動の劇的な変化、オンラインショッピングやモバイルショッピングによる既存小売業に対する破壊的な影響の中で、一体、誰が生き残り、誰が勝つのだろうか」

シュルツ氏はスターバックスが生き残るためには、デジタル化に対応するとともに、顧客を惹きつける場づくりが不可欠と考えている。

「この新しい環境下で勝ち残るためには、消費者に優れた体験を提供しなければならない。商品とサービスの大部分を、アマゾンなどのオンラインでは提供できないものにしなければならない」

顧客がわざわざ足を運ぶ場となるべく、スターバックスはより大規模で、高級感を打ち出した「ロースタリー」を展開する。同社は26日、シカゴに6店舗目となるロースタリー2019年にをオープンすると発表した。

source:Starbucks

[原文:The death of the American mall is forcing Starbucks to make some major changes (SBUX)]

(翻訳:十河亜矢子)

最終更新:5/8(月) 7:10

BUSINESS INSIDER JAPAN