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ホークス・デスパまた出たマリン弾、ロッテファン悲鳴切り裂く 昨季69試合で5発、移籍の今季6戦でもう3本

5/8(月) 6:31配信

西日本スポーツ

■4カード連続勝ち越し

 工藤ホークスが快勝で黄金週間を締めくくった。アルフレド・デスパイネ外野手(30)が先制V弾。昨年まで在籍したロッテの本拠地での今季3発目で、チームは4カード連続勝ち越しを決めた。4月29日からのゴールデンウイークは6勝2敗で、貯金は再び今季最多タイの6。今週末に控える首位東北楽天ゴールデンイーグルスとの直接対決を前に、ゴールデンなホークスが勢いを増してきた。

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■外角高めを逆方向に

 白球は海風に乗り、ロッテファンの悲鳴を切り裂いた。来場者に配布された限定ユニホームで赤く染まった右中間席に着弾。先制2ランを放ったデスパイネがゆっくりとダイヤモンドを一回りした。「四球の後だったので積極的にいった。風に乗って、先制点になって良かった」。ゴールデンウイークを締めくくる快勝劇の号砲を鳴らした。

 2回、先頭の内川はストレートの四球。直後の唐川の2球目、外角高めのカットボールを仕留めた。逆方向への打球は風速4メートルの追い風に乗り、グングンと伸びた。「狙いはそっち(右方向)ではないけど、とにかくいい当たりを心掛けただけ」。昨年までの本拠地でニコリと笑った。

 2014年途中の加入から3年間本拠地としたZOZOマリンでは強風に苦しめられた。昨季は69試合で5発。それがチームを離れた途端、今季は6試合で3本目と量産中だ。「(ロッテに)所属していたときより打っているね」。スタンドで見つめる古巣のファンが苦虫をかみつぶしたようになるのも無理はない。

 先制V弾の価値ある2打点を加え、今季26打点は西武の中村と並びリーグトップタイ。8本塁打も中村とオリックスのT-岡田に1本差で2冠が視野に入る勢いだ。開幕13試合で1打点だったが、14試合目の4月15日オリックス戦で放った移籍1号で一気に風向きを変えた。「序盤は苦しんだけど、今は今でチームに貢献することしか考えていない」とたくましい。

 チームになじんできたことが好調さにつながっている。5日に工藤監督にプレゼントしたバースデー同点弾は、青木レオナルド通訳のまな娘・瑠愛(るな)ちゃんの4歳の誕生日に贈る一発でもあった。休日は青木通訳の自宅でバーベキューを楽しみ、気分転換。瑠愛ちゃんからはスペイン語でおじさんを意味する「ティオ」と親しみを込めて呼ばれ、時には不細工という意味の「フェオ」とからかわれる。母国キューバに残す2人の子どもと同じようにかわいがっているという。

■先制すれば12勝1敗

 チームは先制すれば12勝1敗。高確率の勝ちパターンに導いた助っ人に、工藤監督は「欲しいところで打ってくれる。非常にありがたいし、みんなの勇気につながる」と最敬礼した。4カード連続勝ち越しで、4月29日からの大型連休は6勝2敗。文字通りの黄金週間を終えた指揮官は「僕らにとってのゴールデンウイークになりましたね」と笑った。

=2017/05/08付 西日本スポーツ=

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