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男子は島袋(早大)、女子は松田(亜大)が優勝 [春季関東学生テニス]

THE TENNIS DAILY 5/8(月) 9:00配信

 東京都・有明テニスの森で開催された「平成29年度 関東学生テニストーナメント大会」(本戦5月1~7日)の本戦7日目、最終日は男女シングルスと男女ダブルス決勝が行われ、各種目の優勝者が決まった。

島袋将(早稲田大2年)と松田美咲(亜細亜大1年)が優勝 [H29春季関東学生]

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 男子シングルス決勝は、第5シードの島袋将(早稲田大2年)と第6シードの大和田秀俊(中央大4年)で争われ、島袋が6-2 6-3のストレート勝利で優勝を飾った。

 第1セットは3-2までサービスキープが続いたが、第6ゲームで島袋がブレークに成功してリードする。5-2で迎えた第8ゲームでもリターンからプレッシャーをかけ、ふたたびブレークし、第1セットをものにした。

 第2セットに入っても島袋の勢いは止まらない。一気の3ゲーム連取で3-0とすると、あとは自分のサービスゲームをきっちりとキープして、試合を終わらせた。

 「フューチャーズ大会で勝てるようになり、自信がついてきた。それをプレーで表現できるようになった。優勝を狙っていたので達成できてうれしい」と島袋。昨年の夏季関東学生に続く優勝だが、喜びは格別だろう。

 大会を通じてサービスゲームの安定感が光った。力強いサービスからアグレッシブに攻め立て、ブレークポイントを握られても、あと1ポイントを渡さない勝負強さがあった。全6試合で1セットも落とすことのない完全優勝だった。

 準優勝に終わった大和田は「動きが悪かった」と肩を落とした。前日の準決勝はフルセットマッチ、ダブルスも決勝まで駒を進めており、「反応が遅かった。動かされると厳しかった」と口にした。

 何とか「少ないチャンスをものにしたかった」が、島袋のサービスがそれを許さなかった。「サービスが絶好調でどうにもできなかった」と大和田。それでも昨年のベスト4を上回る成績を「自信にしたい」と前を向いた。

 女子シングルス決勝は、ノーシードから勝ち上がった松田美咲(亜細亜大1年)が第6シードの森崎可南子(筑波大3年)を7-5 6-3で下し、1年生優勝を果たした。

 第1セットを3-5とリードされた松田だが、「挽回できると思っていた」と落ち着いていた。スピンの効いたボールを押し込み、そこから4ゲーム連取の7-5で第1セットを先取した。

 第2セットも3-3までは一進一退の攻防が続いたが、抜け出したのは松田だった。無理をせず、ていねいにボールを左右に散らし、森崎のミスを引き出した。優勝が決まった瞬間、両手を高々と上げ、これ以上はない笑顔を見せた。

 「(優勝の)実感がない。ようやく終わったという感じです」と松田。「今までは負けても自分のプレーをしようと思っていましたが、今は自分のプレーを押し殺しても勝つことにこだわるようになった」と勝因を語った。

 金井綾香(早稲田大4年)との準々決勝、村瀬早香(慶應義塾大4年)との準決勝はともにフルセットのタフマッチ。準々決勝ではマッチポイントを握られたが、勝利への執念をたぎらせての逆転勝利。1年生とは思えない気力、そして体力で1回戦から7試合を勝ち抜き、頂点へ駆け上がった。

 敗れた森崎は「自分自身の問題だった。我慢ができなかった」と悔しさを口にした。調子の波が激しく、一度リズムを失うと戻すのに時間がかかる。単純なミスを繰り返し、松田を助けてしまったのは否めない。

 大会を通じて「調子はよくなかった」と森崎が振り返る。それでも決勝までたどり着くことができるのは実力の証。フォアハンドの破壊力は誰もが認めるところだろう。本人が反省するように「緩急を使ってバランスのいいプレーをすること」ができれば、まだまだ上を狙える選手だ。

 男子ダブルス決勝は、ノーシードから勝ち進んだ大和田/望月勇希(中央大2年)が第1シードの逸崎凱人/畠山成冴(慶應義塾大3年/3年)を6-2 6-3で下して優勝を決めた。

 女子ダブルス決勝もノーシードから勝ち上がった大矢希/清水映里(早稲田大3年/1年)が優勝を飾った。決勝の相手は第5~8シードの根本咲菜/小松莉奈(東洋学園大4年/3年)、スコアは4-6 6-2 [10-6] だった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

最終更新:5/8(月) 9:00

THE TENNIS DAILY