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ストレスが糖尿病を引き起こすメカニズムとは

5/8(月) 11:40配信

ニュースイッチ

名大が高尿酸症が促進する仕組みを解明

 名古屋大学医学部付属病院検査部の竹下享典講師らは、ストレスが高尿酸症を促進するメカニズムを解明した。尿酸と活性酸素を生み出す酵素である「XOR」がストレスで内臓脂肪や肝臓、小腸に誘導され、血中尿酸値が上昇。内臓脂肪に酸化ストレスと慢性炎症を引き起こす。高尿酸血症の治療が糖尿病、血栓症を予防できる可能性を示した。

 小型容器内でマウスを拘束し、ストレスをかけて実験したところ脂肪や肝臓、小腸でXORの発生量が増え、活性が上昇していた。その結果尿酸値が上昇、内装脂肪で活性酸素を作る酵素は増え、活性酸素を除去する酵素は減って酸化ストレスも増加した。高尿酸血症の阻害薬を投与したところ、脂肪の炎症とストレスを抑えた。

 高尿酸血症は排せつの低下などで血中の尿酸値が上昇、痛風や尿路結石などを引き起こす。従来ストレスが高尿酸血症に関わるとされてきたが、メカニズムは不明だった。

最終更新:5/8(月) 11:40
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