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「逆さ蒜山」水田に映る対称美 岡山・真庭市

5/8(月) 23:35配信

山陽新聞デジタル

 岡山県真庭市蒜山地区で、蒜山三座が水田に映り込む「逆さ蒜山」が見られるシーズンを迎えた。二つの三座が描き出す対称美が、新緑に包まれた高原に彩りを添えている。

 田に水が張られる4月下旬から田植え後の苗がまだ小さい5月下旬の間、穏やかな晴れの日だけに観察できる季節の風物詩。同市蒜山東茅部の水田では8日朝、上蒜山、中蒜山、下蒜山の稜線(りょうせん)が快晴の春空を背景に、上下反転して水面に雄姿を現した。風が吹くと一瞬で波間に姿を隠すはかなさが、自然の織り成す美しさを引き立てていた。

 近くで農作業をしていた男性(65)=同所=は「田植えで忙しいが、作業の合間に見える雄大な風景は毎年の楽しみ」と顔をほころばせた。

 蒜山観光協会によると、風のあまり吹かない日の出から午前8時ごろまでの時間帯が見頃という。
(2017年05月08日 23時27分 更新)
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