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金正恩氏「韓国への新たな攻撃計画」承認

ホウドウキョク 5/8(月) 18:14配信

北朝鮮による、韓国に対する揺さぶりが続いている。

延坪島を砲撃した前線部隊を視察

北朝鮮は、韓国に対して新たな挑発を実施した。

船に乗り、離島を目指す金正恩氏。
向かった先は、朝鮮半島西側にある、韓国の延坪(ヨンピョン)島だった。
延坪島といえば、2010年、北朝鮮が砲撃し、韓国軍の兵士2人、民間人2人が死亡する事件が起きた場所。

朝鮮中央テレビは5日、正恩氏が「延坪島を砲撃した前線部隊を視察した」と報じた。
朝鮮中央テレビは「金委員長は『砲兵部隊は、ひとたび命令が下れば、敵の脊椎(せきつい)をへし折らなければならない。延坪島への砲撃は、朝鮮戦争の休戦後、最も痛快な戦闘だった』とおっしゃった」と伝えた。

映像には、正恩氏の言葉を必死にメモする、幹部たちの姿があった。
北朝鮮の労働新聞は、正恩氏が「韓国への新たな攻撃計画を承認した」と報じ、挑発の手を緩める様子はない。

また、朝鮮中央テレビは5日、「アメリカ中央情報局と韓国の国家情報院が、わが最高首脳部に対し、生物・化学物質による国家テロを断行しようとした」と
伝えた。

アメリカと韓国が、北朝鮮の最高首脳部の暗殺テロを企てたとする主張。
最高首脳部とは、金正恩朝鮮労働党委員長を指すものとみられている。

朝鮮中央テレビなどによると、米韓の情報機関が、ロシアで林業に従事していた北朝鮮労働者・キム氏を買収し、軍事パレードなどの際に、最高首脳部を狙って、生物・化学兵器を使った暗殺テロを図ったとし、そのグループを摘発したと報じた。
韓国の国家情報院は、取材に対して、「把握していない」と述べている。

北朝鮮制裁強化の法案可決…資金源断つ狙い

一方、アメリカでは、議会下院が、北朝鮮に対する制裁を強化するための法案を可決した。

法案は、北朝鮮労働者が生産に関わった製品の輸入禁止、北朝鮮労働者を雇用した外国企業への制裁、さらに、北朝鮮と取引する金融機関への制裁などが盛り込まれている。
北朝鮮の外貨獲得の手段を防ぎ、核・ミサイル開発の資金源を断つ狙いがある。
周囲から徐々に締めつけを強化するアメリカと、北朝鮮のにらみ合いは続く。

最終更新:5/8(月) 18:14

ホウドウキョク