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仕事への勤勉さが原因に。“ビジネスマンのうつ”を招く、心が折れやすい3つの性格

ホウドウキョク 5/8(月) 18:40配信

近年、“うつ病”という言葉を耳にする機会が増えている。労働環境が悪化しているバロメーターか、特に仕事の悩みをきっかけに発症するケースも多いと聞く。

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どうしてビジネスマンのうつ病が増えているのだろうか? 今回は、その問題に詳しい、帝京平成大学・現代ライフ学部教授でライフバランスマネジメント研究所代表の渡部卓(わたなべ たかし)さんに話を聞いた。

うつ病は年間でおよそ500万人いる!?ストレスと自分の力のバランスを考えよう

まずは、ストレスとうつの関係について話を聞いた。

「『ストレスがある』というのは、必ずしも悪いことではありません。まったくストレスがないと退屈しますし、多少であれば、それに対抗してやる気がでることもあります。ただし、ストレスが自分の許容量を超えてしまうと、少し危険。ストレスと許容量のバランスをきちんと把握できないと、『働きすぎ』になってしまいます」(渡部さん、以下同)

つまり、“ストレスがあること”ではなく、“ストレスとそれを受け入れる許容量のバランスが崩れてしまうこと”が、うつ病への入り口ということ。

では、ストレス社会とも呼ばれる現代において、実際にうつ病に苦しむ人はどれくらいいるのだろうか?渡部さんは、「うつ病というのは個人差が大きく、その境目が曖昧。血液検査でもわからない」と前置きしつつ、以下のように話す。

「軽度のものから重度のものまで合わせれば、年間で約500万人にうつの傾向が見られると試算されています。学会などで定点調査をしても、3~5%がうつ病という推定結果に。しかし、病院やクリニックに行く人は、約100万人ほどです」

年間で500万人というのは、かなり大きい数字だろう。しかし、渡部さんは、「うつは誰にでもあるもの。ただし、うつな気分の人=うつ病とは限りませんが…」とも。

うつ病になる可能性は、誰もが秘めている。渡部さんいわく、その原因には、職場の人間関係が大きく影響しているという。

「業務量や仕事との相性ももちろんありますが、やはり職場の人間関係が原因といわれています。上司との付き合い方や職場の雰囲気だけでなく、取引先との関係もその一因です」

さらに、30代のビジネスマンを苦しめるのがサンドイッチ症候群というもの。

「自分勝手な後輩と、半ばあきらめている上司や先輩の間、さらには家庭や子育て、親の介護などに挟まれて、悩んでいる30代は特に多いと思います」

30代といえば、いわゆる働き盛り。しかし、特に職場の人間関係が足かせになることもあるのだ。

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最終更新:5/8(月) 18:40

ホウドウキョク