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不滅のFAX、機械なしで送る方法

ウォール・ストリート・ジャーナル 5/8(月) 13:42配信

――筆者のジョアンナ・スターンはWSJパーソナルテクノロジー担当コラム二スト

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 これは1992年の記事の焼き直しではない(また、来週のコラムでフロッピーディスクのレビューをするつもりもない)。

 2017年の今なお、ファクスは健在だ。奇妙に聞こえるかもしれないが、その理由を理解するのは簡単だ。電子メールの受信箱に秘密の文書があるときに、1度クリックを間違うと、送ってはいけない人にそれを送ってしまう恐れがある。多くの金融、不動産および医療関係の企業や法律事務所が依然として重要書類のファクスを要請してくる主な理由の1つは、これだ。

 筆者は数週間前にファイナンシャルアドバイザーから書類をファクスするよう強く求められた際、おすすめのポケベルも教えて欲しいと冗談を言った。その後、筆者は最良のファクス利用法を見つけ出した。いずれの方法においても、ファクス専用回線を引いたり、トナーカートリッジで手を汚したり、耳障りなデジタル音を聞いたりする必要はないものだ。

アプリやウェブサイトを使う

 電話線を経由する古い形式のファクシミリ送受信機を使わなくても、ファクス送受信アプリないしウェブサイトを使えば、インターネットを経由したメッセージおよび文書の送信が可能だ。自分の希望する郵便番号を入力すると、ファクス番号が割り振られる。すると、ウェブサイトやモバイルアプリを通じたファクスの送受信のほか、電子メールを通じた送受信も可能になる。

 これらは、みな似たような仕組みだ。受信者のファクス番号と名前を入力し、カバーシート(送付状)を作成した後、スキャンした文書をアップロードする。中にはアプリ内で署名をして、それを送り返せるものもある。

 筆者は4つのサービスを試したが、イーファクス(eFax)とハローファクス(HelloFax)が良かった。eFaxにはウェブサイトのほか、基本ソフトの「iOS」と「アンドロイド」に対応するアプリがあるが、高い月額料金(17ドル=約1900円から)がかかる。

 HelloFaxにはモバイルアプリがないものの、よりシンプルなウェブ用のインターフェースがあり、ファクス5ページ分を無料で試せる。送信に関しては、使った分だけ料金を支払う方法もあり、最大10ページを99セントで送れる(10ページを超えた分については、1ページごとに20セントかかる)。ファクスを受信したい場合は、月額料金10ドルからのプランに加入する必要がある。

よそのファクスを使う

 次のオプションは、実際にファクス機を置いている場所を探すというものだ。まず、自分のオフィスにファクス機があるかを確認し、使えるかどうか聞いてみよう。機器がない、または使えない場合は、近所のフェデックス・オフィスやステープルズなどのオフィスサービスを提供する店に向かおう。

 全てのフェデックス・オフィスやステープルズの店舗の料金が同じわけではない。ニューヨーク市内のフェデックスでは、地域内の番号に送信する場合、最初の1ページに1.89ドル、残りは1ページにつき1ドルの料金がかかった。地域外の番号に送信する場合は、1ページにつき2.95ドルだった。ニュージャージーのフェデックスでは、地域外の番号に送信する場合、1ページにつき2.49ドルかかった(この料金なら、ファクス機を買っても1週間で元が取れるだろう)。

 料金はニューヨーク市内のステープルズの方が若干安く、1ページにつき1.50ドルだった。送信先は米国内ならどこでも大丈夫だった。

By Joanna Stern

最終更新:5/8(月) 13:42

ウォール・ストリート・ジャーナル