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NASCAR第10戦:18台が絡む多重クラッシュ逃れ、参戦158戦目のステンハウスJr.が初優勝

5/8(月) 13:00配信

オートスポーツweb

 モンスタエナジーNASCARカップは5月7日、第10戦タラテガが行われ、リッキー・ステンハウスJr.(フォード・フュージョン)がカップシリーズ参戦158戦目で初優勝を飾った。またレース中には18台が絡む多重クラッシュが発生している。

【写真】レース終盤のクラッシュで、アルメンディンガーのマシンは横転

 ポールポジションからレースをスタートしたステンハウスJr.は、レース序盤に前を走るマシンから落ちたデブリがラジエーターに引っかかる不運に見舞われる。

 このデブリ除去のために、ステンハウスJr.は15周目にピットイン。20番手までポジションを落としてしまった。

 レースはフィニッシュまで残り28周となったタイミングで、大きな転機を迎える。

 パックで走行していたチェイス・エリオット(シボレーSS)にAJ.アルメンディンガー(シボレーSS)が追突。エリオットのマシンがハーフスピンしたところに後方集団が突っ込み、合計で18台が巻き込まれる大クラッシュに発展した。

 このクラッシュでエリオットのマシンは一時サイドウォールに乗り上げる形となったほか、アルメンディンガーのマシンは横転してストップした。

 このクラッシュ処理のため、レースはおよそ27分に渡り赤旗中断。またエリオットとアルメンディンガーも念のため、サーキットの救急室で検査を受けることとなった。

 レースはカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)を先頭に174周目から再開。クラッシュで他車が姿を消したこともあり、ステンハウスJr.は8番手までポジションを上げることに成功している。

 フィニッシュまで残り3周となった185周目、バックストレートでクリス・ブエスチャー(シボレーSS)とライアン・ニューマン(シボレーSS)が接触。ニューマンがコースイン側でマシンを止めたため、このレース8度目のイエローコーションとなる。これでレースにはNASCARの延長システム“オーバータイム”が適用され、191周で争われることに。

 迎えたリスタート、4番手につけていたステンハウスJr.はターン1への飛び込みで、上位勢のインを突いてトップに浮上すると、同じく2番手に浮上したジェイミー・マクマレー(シボレーSS)を0.095秒差で抑えきり、自身初のカップシリーズ勝利を成し遂げた。

 トヨタ勢最上位は、リスタートまでトップにつけていたカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)の3位だった。

 モンスタエナジーNASCARカップ第11戦は5月13日、カンザス州のカンザス・スピードウェイで行われる。





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