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インディ500テストで見せたアロンソの適応能力に元王者フランキッティも驚嘆

5/8(月) 22:04配信

オートスポーツweb

 元インディカー王者のダリオ・フランキッティは、インディ500に挑戦するフェルナンド・アロンソの初テストでのパフォーマンスに驚嘆している。

 F1モナコGPを欠場し、同日行われるインディ500に参戦することを電撃発表したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。来週15日から始まる公式走行を前の3日にインディアナポリス・モータースピードウェイでテストを行い、110周を走行。ルーキーに課せられるルーキーオリエンテーション・プログラムも通過し、最速のラップスピードは225.548mphを記録した。


 インディカーのシリーズチャンピオンに4度輝き、インディ500を3度制したフランキッティは、アロンソのオーバルへの適応ぶりに感銘を受けたようだ。

「驚いたよ。スピードが非常に速くなったと思った。オーバルをドライブすることは、ロードコースやストリートコースで育ってきたロードコースドライバーにとってはとても異常なことで、インディアナポリスはそれ自体が特別なことだ」

「いいことに、たくさんのプラクティスデイがある。もし雨が降ったら、すこし変わるかもしれないが、フェルナンドが得るすべてのラップが彼の助けになるだろう」とフランキッティ。

 アンドレッティ・オートスポートから参戦するアロンソには、ライアン・ハンター-レイ、マルコ・アンドレッティ、佐藤琢磨といったベテランドライバーと前年のウイナー、アレクサンダー・ロッシ、そして同じルーキーのジャック・ハーベイと5人のチームメイトがいる。

 フランキッティもアロンソが5人のチームメイトの恩恵を受けると提言している。

「プラスのポイントは、チームメイトが素晴らしいことだ。彼らはアロンソを助けるつもりだろうし、彼はそれが普通ではないと感じると思うよ」

「普通はチームメイトを全員負かしたいと考えているだろうけど、クルマは本質的に同じであり、成功と失敗の差を生むのはチームがどれくらい小さな違いを把握しているかによるんだ」

 昨年、F1からインディカーに転向し、ルーキーでインディ500を制したロッシは、チームプレイの勝利だった。ライアン・ハンター-レイたちチームメイトが先導することで燃費を持たし優勝を果たした。


 同じF1出身で昨年インディ500に初挑戦したマックス・チルトン(チップ・ガナッシ)は、ペースを維持する精神力がカギになると語る。

「僕はフェルナンド・アロンソの大ファンだし、常に彼が最高のドライバーだと言ってきた。だから、彼がうまくいくことは間違いないよ」

「でも、フラットアウトやラップタイムの設定という面は、レースという面では違うんだ。難しいことさ」

「マシンにダウンフォースがないとき、基本的には230mphでコーナーに向かうスキルが必要だ。でも、それは自分の意思決定のタイミングなんだ」

「フェルナンドが車から降りたときに、右足に意思があることを今まで知らなかったって語っていたけど、それは僕がまさに言いたかったことさ」

「コーナーに向かうとき、アクセルを踏む右足自身が心を持って、自分のいうことを聞かなくなるんだ。それは、非常にメンタリティな問題さ。新人としては、より精神的な側面が大事なんだ」

[オートスポーツweb ]