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思春期の子育てで助言 最高齢の助産師が出版

5/8(月) 17:00配信

紀伊民報

 日本最高齢の現役助産師、坂本フジヱさん(93)=和歌山県田辺市朝日ケ丘=の本「ばあちゃん助産師(せんせい) 10歳からの子育てよろず相談」が産業編集センターから出版された。四六判、224ページ、1400円(税別)。

 坂本さんは20歳で助産婦免許を取得し、23歳で「坂本助産所」を開業、73歳で助産所を田辺市朝日ケ丘に移転した。助産所の開業から70年、これまで4千人以上のお産に関わり、“子育てのよろず相談所”として地域の母親たちの相談に乗っている。

 坂本さんの著書は4冊目。今回は、長年子どもとの関係に悩む母親たちと接してきた坂本さんが、思春期に成長した子どもとどのように向き合えばいいかを、実例を交えながらアドバイスした一冊。

 「赤ちゃんのうちからたっぷり愛情を注ぎ、子どもの自然の育ちを徹底していけば間違いない。今のお母さんはインターネットや育児本で勉強し過ぎていて『こんな子に育てよう』という絵を既に描いている。難しく考えずに肩の力を抜いて、子ども自身がどんな子に育ちたいのかを理解し、それに沿って手伝うような気持ちで接してあげればいい」と坂本さん。

 思春期の相談では性に関することが多いといい「子どもと性について突っ込んだことなど、何でも話せる関係を築いてほしい」と呼び掛けている。

最終更新:5/8(月) 17:00
紀伊民報