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絶滅危惧の蜂をまた発見 田辺市の小学4年生

紀伊民報 5/8(月) 17:00配信

 全国的に確認例が少ないウマノオバチ(コマユバチ科)の雌を、和歌山県田辺市の田辺第二小学校4年生、向山光希さん(9)が同市新庄町で見つけた。海南市の県立自然博物館によると、戦後、標本として記録されるのは県内で3例目。2例目は向山さんが2015年4月に捕まえた雌雄だった。

 ウマノオバチは漢字で「馬尾蜂」と書き、雌が尾のように長い産卵管を持つ珍しい蜂。産卵管は体長の5倍以上あり、それを使ってシロスジカミキリの幼虫に産卵する。県レッドデータブックで絶滅危惧1類に分類されている。

 今回、向山さんが捕まえた雌は体長約2センチ、産卵管は18センチほど。4月30日、母親の夕佳さん(39)と一緒に新庄町の公園「わらべの里」を訪れ、ミヤマカラスアゲハというチョウを探していたところ、偶然頭上を飛ぶウマノオバチを発見した。前回、雌雄を捕まえたのも同じ場所だった。

最終更新:5/8(月) 17:00

紀伊民報