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2016年ボーナス、ロンドンで最も意気消沈したのはドイツ銀のバンカー

5/8(月) 7:03配信

Bloomberg

ロンドンの投資銀行で2016年のボーナスに満足しているバンカーは4分の1に満たない。不満の声が最も多かったのは、ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)が賞与の原資を大幅に削減したドイツ銀行だった。一方、わずかな差だが満足感が最も高かったのはJPモルガン・チェースだった。

報酬調査会社のエモルメントが18行1640人を対象に調べた結果として発表した。同社によると、ボーナスに不満だと回答したドイツ銀行行員は約61%に達し、クレディ・スイスが52%、BNPパリバが50%で続いた。一方、JPモルガンのフロントオフィス勤務では不満が30%で、満足は28%だった。

全体では、ボーナスに満足だとの回答は23%だった。

同じロンドン在勤でも米銀の報酬がまたも英銀や欧州銀を上回った。エモルメントのデータによると、米銀のロンドン在勤バイスプレジデントの合計報酬額は平均23万5000ポンド(約3430万円)で、英銀よりも約6万ポンド多かった。

エモルメントの共同創業者アリス・ルゲー氏は「高給がキャリアに対する銀行員の不満を和らげはしない」とし、「厳重な監視と規則に縛られるようになった銀行は今や、魅力的な仕事だと見なされていない。多くが現在の生活を養うため仕方なく続けつつ、ヘッジファンドやプライベートエクイティ(未公開株)投資業界に転職するチャンスをうかがっている」と述べた。

原題:Deutsche Bank Staff Are London’s Saddest After 2016 Bonus Cuts(抜粋)

Stephen Morris

最終更新:5/8(月) 7:03
Bloomberg