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<プロ野球速報>阪神が巨人菅野の52年ぶり記録を止めて6連勝!

5/9(火) 20:32配信

THE PAGE

阪神は9日、東京ドームでの巨人戦に福留孝介の4号2ランなどで4-2で勝利して6連勝、セ・リーグで20勝一番乗りを果たした。巨人の先発、菅野智之は、この試合で4連続完封を成し遂げていればエースのジョーと呼ばれた巨人の城之内邦雄さんが1965年にマークして以来、52年ぶりの偉業に並ぶところだったが、阪神は初回に2点を奪い食い止めた。守っては先発の秋山拓巳が7回2失点で今季2勝目。菅野に投げ勝った秋山の対巨人戦の勝利は、2010年9月20日以来、7年ぶりとなった。菅野は今季初黒星。

 連勝中に9点差大逆転をやってのけた阪神の勢いが止まらない。
 3連続完封勝利中の菅野の立ち上がりに襲い掛かった。

 トップの高山がインコースのボールを抜群のバットコントロールで逆方向のレフト線におっつけて落とす二塁打で出塁。北條がバントで三塁へ送ると、「1、2番がチャンスを作ってくれたので、絶対にランナーを返すという気持ちだった」という糸井がスライダーを捉えライトへ先制タイムリー。さらに原口のライト前ヒットでチャンスを広げると、7日のゲームで5打点を挙げた鳥谷が三遊間にタイムリーを続けた。

「シュートかツーシーム系。積極的に行こうと思っていた」

 見事な先制攻撃であっさりと菅野の連続完封勝利の記録を止めた。ちなみに連続完封勝利の日本記録は、巨人などで活躍した故・藤本英雄さんが1943年に作った6試合。

 先発の秋山が2回、マギーにレフトポール直撃のソロアーチを浴び1点差にされると、3回一死一塁から福留がライトスタンドへ糸を引くような2ラン。4-1とリードを広げた。「後ろにつなごうと思った」が福留の試合中コメント。阪神のチームスピリットを象徴するような発言だった。

 秋山は、4回に阿部、マギーに連打を許して一死二、三塁のピンチを背負ったが、長野を三振、石川を歩かせ満塁で小林と勝負してショートゴロに打ち取った。6回にも一死から阿部に左中間二塁打を打たれたが後続を断った。緩急をつけてコースをついていく丁寧なピッチング。7回に先頭の石川にスライダーを強振されてレフトスタンドにソロを打たれたが、7回107球を投げ6安打2失点のハイクオリティスタートを守った。

「めちゃくちゃ緊張しましたが、走者を出しながらも粘ることができました。対菅野さんよりも、できることをひとつひとつ必死にやっていこうと思っていました。序盤から点をとってもらったんで、打線の勢いにのってどんどん攻めていくことができました。野手の方に助けてもらいながらリズムに乗れました」と、秋山はホッとした表情でマウンドを降りた。

 8回はマテオ、9回はドリスの必勝リレーで2点のリードを守って首位を堅持した。貯金は「9」。明日10日は岩貞を先発に送って7連勝を狙う。一方、巨人の先発は大竹。

試合後、金本監督は、「(勝因の)一番は秋山が菅野に投げ勝ったこと。今日の勝ちは、秋山にとってもチームにとっても大きい。(首位?)数字より、自分たちの野球をどうやるかが先。貯金を増やしていけるようにがんばっていく。今日の秋山のピッチングを見て(明日先発の)岩貞がどう思うか」と笑顔だった。
  

最終更新:5/9(火) 21:00
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