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陸自、原3佐を出迎え 「駆け付け警護」付与部隊から帰国

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/9(火) 7:42配信

 御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地は8日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の陸上自衛隊11次隊として派遣されていた国際活動教育隊研究科の原昭次郎3等陸佐(44)の帰国行事を同駐屯地で行った。

 原3佐は2016年11月20日からことし5月6日まで、南スーダン派遣施設隊の連絡調整幹部として、国連南スーダン派遣団(UNMISS)の軍事司令部などとの連絡係を務めた。11次隊は安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」の新任務が初めて付与されたが、実行されなかったという。

 同駐屯地の隊員に出迎えられた原3佐は「準備期間から実務の期間にわたり無事でいられたのも、隊員の多大な支援のたまもの」と感謝した。野村昌二駐屯地司令は「今回の経験で得たものを今後の任務に生かしてほしい」と伝えた。

 南スーダンPKOは5月末までに全部隊が撤収し、5年超に及んだ活動を終了する。同駐屯地からは隊員計12人が派遣された。

 

 ■新任務「特別な思いない」

 安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」の任務が加わった部隊の一員として、南スーダンで活動した原昭次郎3佐。取材に対し8日、「新任務があることに特別な思いはなく、常に緊張感を持って任務に当たった」と強調した。

 原3佐によると、現地は多少緊張感が漂ってはいたものの、直接危害を受けるような場面はなかったという。首都ジュバの様子については「思った以上に活気があった。少なくとも日本の部隊が活動した場所では、内戦の不安を感じることはなかった」と振り返った。

 現地の住民と直接接する機会は少なかったが、自衛隊などの活動に対して住民が感謝や惜別の言葉を伝えていたことを他の部隊を通じて聞いていたという。約6カ月の派遣期間でさまざまな経験を積んだ。「今後は所属する国際活動教育隊での教育の現場で今回の体験を生かしたい」と言葉に力を込めた。

静岡新聞社

最終更新:5/9(火) 7:42

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS