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「セイコー特殊時計開発の原点」復刻ダイバーズウォッチが世界限定2000本で登場

アスキー 5/9(火) 9:00配信

セイコーウオッチは国産初のダイバーズウォッチのデザインを、現在の技術で復刻した「SBDX019」を7月8日から全国で順次発売し、海外でも日本発売以降に発売する。

 セイコーウオッチは、現在の技術でセイコーの歴史的コレクションを復刻した「ヒストリカルコレクション」から、国産初のダイバーズウォッチのデザインを復刻した「SBDX019」を7月8日から全国で順次発売し、海外でも日本発売以降に発売する。価格は37万8000円で世界限定2000本。
 
セイコー特殊時計開発の原点とは、なにがスゴイのか?
 防水時計がまだ一般的ではなかった1965年、セイコーは150m防水を実現した「国産初のダイバーズウォッチ(62MAS-010)」を発売した。翌年から4回にわたり、南極地域観測隊越冬隊員の装備品として寄贈、その後も北極、南極、エベレストなどの過酷な環境下で探検家、冒険家の行動をサポートした実績が、大きな信頼となり支持されてきたという経緯がある。
 
 以降、セイコーは現代におけるまで1000m超えの深海で実証実験を重ねるなど、技術向上に努めてきた。また、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)のダイバーズウォッチ規格制定に、セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格が貢献しているという。
 
黄綬褒章を受章した「現代の名工」がデザイン監修
 実はオリジナル図面や設計資料が現存しないなかで、「現在、有効なダイバーズウォッチ規格」に準拠させ、さらに当時の加工技術による質感を可能な限り再現という、ムチャな試みを黄綬褒章を受章したデザイナー小杉修弘がまとめ上げた。
 
往年のデザインを現代の技術でスペックアップ
 当時はアクリル製の風防を、サファイアガラスでボックス型を再現し、衝撃による落下を防ぐために時刻をしめす「バーインデックス」と日付け表示の「枠」を文字盤と一体成型で製作。本モデルのために、多くの部品を新たに開発したという。
 
 200m空気潜水用防水、JIS耐磁時計1種、逆回転防止ベゼル、日常使いのスリ傷や小傷からケースを保護する表面加工技術「ダイヤシールド」を施すなど、ノスタルジックなデザインの中に、全力で現代の技術を注ぎ込んだハイスペックモデルである。
 
 50年以上前の腕時計に復刻に、「旧懐以外のどんなユーザーメリットがあるのか」を問われれば、ズバリ「サイズ感」だ。
 
 近年のグローバルモデルは依然大型化の傾向にあり、「ファッショナブル」といわれても日本人男性の腕には少し大きく感じるが、SBDX019はダイバーズウォッチでありながらケース径は39.9mmだ。ケースサイズは、設計値で40mmをなんとか切っているので、興味があるならばぜひ現物を腕に乗せて試着して欲しい。(より詳細な製品スペックは下記の表を参照のこと)
 
製品名セイコー プロスペックスヒストリカルコレクション 国産ファーストダイバーズ復刻デザイン
商品番号SBDX019
キャリバー8L35
駆動形式自動巻き
ケース径/厚み39.9mm/14.1mm(ともに設計値)
ケース素材/バンド素材ステンレススチール(表面加工技術ダイヤシールド)/ブラック強化シリコン、ステンレススチールブレスレット付属
ガラスボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
主な仕様ネジロック式リュウズ、逆回転防止ベゼル、平均日差+15秒~-10秒、パワーリザーブ約50時間、ダブルロック付きワンプッシュ・ダイバーエクステンダー方式中留(付属ブレスレット)
防水性能空気潜水用防水200m
耐磁性能JIS耐磁時計1種
発売2017年7月8日予定
限定本数世界限定2000本
価格37万8000円
 
文● 飯島恵里子/ASCII

最終更新:5/16(火) 0:05

アスキー