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寒暖差が招く体調不良 GW直後が大切な「春バテ」撃退法

日刊ゲンダイDIGITAL 5/9(火) 9:26配信

 今年のGWは豪華だった。4月29日(土)から5月7日(日)まで9連休を取った人もいるはずだ。

 レジャーを楽しむのはけっこうだが、心配なのが「春バテ」だ。この1週間、東京の気温は22~28度で平年の20度前後を上回った。急に暑くなると体温調節がうまくいかず、体調不良に陥りやすい。実際、ウーマンウェルネス研究会が20~50代の男女に実施した調査では、3~5月に体調不良を感じた人は90.5%。「イライラする」(54%)、「憂鬱感」(50%)、「昼間眠い」(57%)といった症状の人が多かった。

 医学博士の米山公啓氏によると、春は環境の変化などで緊張するため交感神経が活発化する。これが連休などでリラックスして副交感神経が優位になると、反動のように疲れが出るという。

「副交感神経が活発化すると免疫力が落ちて風邪をひきやすくなったりします。逆に交感神経の緊張が続くとイライラや頭痛の症状が出る。脳内のセロトニンが減り、うつになることも。急激な気温上昇がこうした自律神経の不調に拍車を掛け、体がだるくなったりするのです」(米山公啓氏)

■5~6月は「慣らし運転」の時期

 対策は適度な運動だ。連休中、家でダラダラしていた人は「会社に行きたくない」と現実逃避に陥りがち。そういう人は出勤のとき少し遠回りをしてよく歩き、交感神経を高めて緊張感を取り戻したほうがいいという。

「睡眠不足もやる気を減退させるので、連休明けは普段より1、2時間早めに床に就いてぐっすり眠るよう心掛けてください。暑くなったからといって5月からガンガン冷房をかけるのは禁物。この時期は冷房を少し我慢して汗をしっかりかくことが大切。こうして体を発汗に慣らしておけば、真夏に汗をかいて体温調節ができる体になります。5~6月は“慣らし運転”の時期なのです。食生活はバランスの取れた食事が第一ですが、あまり規則正しいとストレスで春バテが高じてしまう。『日曜はラーメン』と決めて好きなものを食べるのもいいでしょう」(米山公啓氏)

 春バテ対策をすれば、夏バテにも打ち勝つ体になれるのだ。

最終更新:5/9(火) 9:26

日刊ゲンダイDIGITAL