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レッズに7回4失点 ヤンキース田中5勝目も投球に不安残す

日刊ゲンダイDIGITAL 5/9(火) 15:00配信

 苦しみながらも白星を手にした。ヤンキース・田中将大(28)が8日(日本時間9日)のレッズ戦に登板。7回を1本塁打含む10安打4失点(自責点3)で5勝目(1敗)をマークした。4月14日のカージナルス戦での今季初勝利から5連勝としたが、お寒い投球内容だった。

 田中は味方打線が3点を先制した直後の一回裏、先頭打者から3連打で1点を失った。その後も、味方のまずい守備に足を引っ張られて毎回のように走者を背負う。四回には1死満塁とされながら、8番バーンハートを遊ゴロ併殺に仕留めて辛うじてピンチを脱した。

 この日の田中は相手打線に武器であるスプリットを見極められ、投球の組み立てにも苦しんだ。球数が100球を超えた七回には球威、キレとも精彩を欠き、スプリットが落ちない。2死走者なしから2番コザートを四球で歩かせると、続くボットーには甘く入ったスプリットを右中間スタンドに叩き込まれた。4番デュヴォールを空振り三振に仕留めて7回を投げ切ったが、自身への不甲斐なさからだろう。ベンチに引き揚げる際には、「ダメだ」と言わんばかりに首を振るなど、自らの投球への憤りを隠さなかった。

■打線の援護にも恵まれるも……

 チームは前日7日(日本時間8日)のカブス戦で延長十八回を戦い抜いたばかり。6人のリリーフ投手をつぎ込み、6時間5分にわたる死闘を制した。この日の田中には1イニングでも長く投げ、リリーフ陣を休ませるのが、エースとしてのノルマだった。ナ・リーグ中地区首位と好調なレッズ相手に最低限の役割は果たした。前回のブルージェイズ戦同様、打線の援護にも恵まれて勝ち星を手にしたとはいえ、エースとして不安と課題を残した。

最終更新:5/9(火) 15:00

日刊ゲンダイDIGITAL

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