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【ヴィクトリアM】“切れ切れ娘”アドマイヤリード ステイゴールドの血開花で完全に本格化

5/9(火) 21:30配信

東スポWeb

【ヴィクトリアマイル(日曜=14日、東京芝1600メートル)dodo馬券】東京GI・5連戦の第2弾は古馬マイル女王決定戦。前哨戦の阪神牝馬Sを圧勝したGI2勝馬ミッキークイーン、一昨年の桜花賞馬レッツゴードンキ、昨年のエリザベス女王杯を制したクイーンズリングなど、女王決定戦にふさわしい好メンバーとなった。当欄は5戦連続で上がり最速マークと、完全に本格化ムードの“切れ切れ娘”アドマイヤリードに白羽の矢を立てた。

 オルフェーヴル、ゴールドシップに代表されるステイゴールド産駒は、我が強過ぎて気性的に難しい面を抱える馬が多い。その一方で一つの勝利やレースをきっかけに、軌道に乗ってしまうと底知れない強さを発揮するタイプも少なくない。最近では障害戦で重賞6連勝を飾ったオジュウチョウサンか。勢いがつくとまさに手がつけられなくなる。

 ステイゴールドの娘アドマイヤリードはデビュー時が398キロ。昨年のオークス(15着)が404キロの出走で常に馬体の維持がテーマの小柄な馬だったが、ひと夏を越してひと回り大きくなったローズS(7着)では424キロまでビルドアップ。その後は調教で強い負荷をかけても体を減らすことなく、420~430キロで推移できるようになったのが成長の証し。そこから一気に才能が開花した。

 ゴールドシップ、レッドリヴェールのステイゴールド産駒をGIに導いた須貝調教師は当然ながら、この血統の扱いはお手のもの。1000万下で再スタート後は2、2、1、1、2着。2走前の飛鳥Sは直線だけでアップクォーク、ナムラシングンといったオープン好走馬を相手に3馬身差の圧勝だ。前走の阪神牝馬Sはミッキークイーンに敗れはしたが、大外枠で0秒3差は上出来だろう。

「GI馬が相手でもやれるのが分かったからね。昨年のオークス時はまだ精神的、肉体的に幼さが残っていて大きく体を減らしてしまったけど、当時と比べるとだいぶしっかりしてきた。1週前は無理せずに好時計(3日=ウッド6ハロン83・1―12・0秒)が出た。落ち着きがあってうまく調整できている。輸送さえクリアできれば好勝負していい」

 充実一途の愛馬に須貝調教師はかなりの手応えを感じている。

 昨秋から別馬とも思えるほどの躍進を続け、まだ勢いは止まらない――。強烈な血のパワーで一気に古馬牝馬の頂上まで駆け上がるかもしれない。

最終更新:5/9(火) 21:40
東スポWeb

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