ここから本文です

黒田総裁「内向き志向に明るい未来ない」欧米念頭に批判

朝日新聞デジタル 5/9(火) 16:18配信

 日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁は9日、東京都内での講演で「グローバル化に背を向けた内向き志向の動きに明るい未来があるとは考えられない」と述べ、欧米で広がる内向き志向や保護主義的な動きを痛烈に批判した。

 米国のトランプ政権誕生や英国の欧州連合(EU)離脱などで内向き志向が強まっていることを念頭に、黒田氏は「反グローバリズムの思潮が勢いを増してきた」「先進国で先鋭化する皮肉な事態が生じている」と指摘した。ただ、グローバル化で「世界の貧困状態が改善されつつあることは紛れもない事実」と反論。「(国際的な)相互依存関係から目をそらす閉域的な発想は21世紀の現実とは相いれない」と話した。

朝日新聞社

最終更新:5/9(火) 16:18

朝日新聞デジタル