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独の3月鉱工業生産指数、予想より小幅な低下 貿易黒字は縮小

ロイター 5/9(火) 16:34配信

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した3月の鉱工業生産指数は前月比0.4%低下した。ロイターがまとめた予想は0.6%の低下だった。エネルギーセクターの生産が2.5%低下し、製造業は0.5%低下。一方、建設は1.5%上昇した。

これを受け、12日に発表されるドイツの第1・四半期国内総生産(GDP)は伸び率が0.6%と見込まれ、前期の0.4%から加速するとみられている。

また、2月の鉱工業生産指数は当初発表の2.2%上昇から1.8%上昇に下方改定された。1月は1.3%上昇だった。

第1・四半期の鉱工業生産は前期比1.4%上昇。経済省は第1・四半期に勢いがあったとし、「受注や景況感指数を見ると、こうした前向きなトレンドが続くことを示している」との見方を示した。

INGのエコノミスト、カーステン・ブルゼスキ氏は「3月の小幅低下はあるが、全体としては、鉱工業生産がドイツの経済成長の原動力に戻るべきだろう」と述べた。

同氏は、建設部門がなお力強い成長源だが、鉱工業生産や投資がようやく他部門に追いつきつつあるとの見方を示した。

また、ドイツ連邦統計庁が発表した3月の貿易統計によると、輸出(季節調整済み)は前月比0.4%増となった。ロイターがまとめた予想(0.2%増)を上回った。

輸入は同2.4%増で、予想(1.0%増)を大幅に上回った。

3月の貿易収支(季節調整済み)は196億ユーロ(214億1000万ドル)の黒字となり、黒字幅は2月の212億ユーロから縮小した。ロイターがまとめた予想は209億ユーロの黒字だった。

*内容を追加しました。

最終更新:5/9(火) 17:21

ロイター